耳からこぼれ出したメロディやシンバルが
あなたの声に聞こえた夜。
聞き耳を立てて申し訳ないが。
車内。音漏れ。死にそうなキミ。
「死んでやるさ」って歌うシンガーソングライター。
だんだんとわかった。
きっと自棄になった。
君をたぶん、恐らく忘れ去った。
自転車置き場に危険な僕ら。
環状線で感情を制限し、
廃校の机。愛情を表現し、
どうなったってよかったんだったけか?
放り出した足がやめちゃったけんけんぱ。
僕は液体になっちゃった。
上履きを伝った余白がこぼれ落ちるまで。
このまま、笑っててくれ。
此処にしかないものばかりで、
それはキミの〈場所〉にも言えることでさあ。
もはや何処にいても、そこにいてくれたら。
「くるしいの。息をしていたくない。」
なんて、吐息交じりに言うくらい。
キミはまだ何も諦めていないからさ。
花瓶の内側、桔梗の発火。
過敏な言語感覚、気胸が悪化。
(思想が真っ赤。)
キミの遺言は「どいつもこいつも馬鹿ばっか。」
そんな言葉だったらちょっと悲しいからさ。
まだ、そこに居てくれよ。
「ねえ。」
- 作詞
木田昨年
- 作曲
木田昨年
ネオンネウロン の“白濁”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- 1
とある場所のシンクタンク
ネオンネウロン
- 2
霊
ネオンネウロン
- 3
架空線の向こう側で
ネオンネウロン
- 4
機械の街の日常
ネオンネウロン
- 5
ねむりとめざめのくりかえし (feat. 初音ミク)
ネオンネウロン
- ⚫︎
白濁
ネオンネウロン
- 7
初音ミクの成仏 (feat. 初音ミク)
ネオンネウロン
- 8
頭の中の戦争で人を殺してしまったら
ネオンネウロン
- 9
ブレインシティ・システムダウン (feat. 初音ミク)
ネオンネウロン
- 10
garasu no machi
ネオンネウロン
アーティスト情報
ネオンネウロン
ネオンネウロン(neon-neuron)は『yohak』の元トラックメイカーであり、文学賞を多数受賞している歌人でもある『木田昨年』によるソロプロジェクト。自らの音楽を「不可思議ポップ」と称して、ネット上に作品を発表している。
ネオンネウロンの他のリリース
Siren for Charlotte