Lyric

見え透いた虚言でただ心を隠して

どれほどの命と理解り合えただろう？

受け売りのフレーズで

満たされた気になってさ

それはなんとも素敵な事でしょう

誰だって何かを模して、いつもそうだ。

本当に大切な事なんてないように

振る舞って、全部無駄だって、

生きてゆくのだけは辞めて

もしも貴方が”誰かの為に”と

自分を隠しているのなら

忘れないでいて。

その誰かは今、

貴方の全てを愛していたいんだよ

だからさ

見えない陰に追い越されないように

心を壊されないように

こんな詩で救われてよ。

癒えない傷に飲み込まれないように

自分を奪わせないように

「今まで」と「この時間」は

思い出に、融かして。

気休めの言葉がただ心を殺して

知らぬ間に絆を諦めていたのだろう

苟且のフレーズじゃ満たされはしなくて

それはなんとも、哀しい事でしょう

誰だって願ってるんだ

いつだって信じてるんだ

手を取り合う事の尊さを

誰だって願ってるんだ

いつだって信じてるんだ

貴方と人を繋ぐのは、合唱

もしも貴方が”生きていく為に”と

自分を騙しているのなら

忘れないでいてその日々もいつか

貴方の心を強くしていくんだよ。

もしも貴方が笑えない時に

本音を隠しているのなら

忘れないでいて。

一人泣いている

本当の貴方を愛していたいんだよ

だからさ

見えない影に蝕まれないように

心が囚われないように

どうか此処で報われてよ。

消せない過去に塞ぎ込まないように

自由を奪わせないように

「今まで」も「この時間」も

思い出にと、化して、

記憶の中に。