Lyric

本になりたい　小さなお店の片隅

いつか消えるなら　誰かの血肉になりたい

本のはなし誰かの身の上話

きこえてくる　仲間の本と笑い合う

あたし仕合せよ

隅っこの本にもそう思ってほしいのよ

母の指仏が教えてくれた

この世で一ばん尊いもの

そばにあるけど隠れてるもの

みつけたいよ

ありがとうって毎日言いたい

来る日も来る日も扉を開けて

風も嵐も味方につけて

壁もやまいも乗り越えてゆく

年を重ね分厚い本のようになりたい

街の景色いつか変わるかもしれない

けれど守りたい本が見えるこの街角

本の旅は一期一会かもしれない

けれど決してあなたのことを忘れない

四角いシルエット

気になればどうぞ触れてみてください

ペエジめくるあなたの眼差し好き

本を手にする人見るの好き

あなたが私を訪ねてくる

その日来ると信じて待ってるこの世界で

ただただ佇んでるこの場所で

指先だけが空気震わす

君が私を見つけてくれる

その日来ると信じて待ってる

100年かかっても本になって待ってる

待ってる