ふと、もう間に合わないような気がした
今年の春風が教えてくる
今の暮らしは悪くはないと
また、街の匂いが変わった気がした
この世で生きるのは楽じゃないね
今ある使命を果たそう
待って 待って 待って 待って
あの日の僕
さよなら さよなら
これ以上苦しみたくないから
誰かのために生きてこそ
安らかに眠れるわ
迂闊な予定調和に身を捧げる者の運命
まだ、一つも何も始まっていないから
まだ見ぬ世界で踊ってみせよう
明日こそ何か変えて見せよう
もっと もっと もっと もっと
だって だって だって だって
きっと きっと きっと きっと
さようなら さようなら
この機械仕掛けの世界から
僕以外の誰からも
望まれぬ生き方で
灯火が消えかかっても
それでもまだ続く人生
僕が僕の為だけに
生きるのは罪ですか?
迂闊な予定調和を避け続ける者の運命
- 作詞
Yuri Amagasaki
- 作曲
Yuri Amagasaki
Sandy Rag の“ライフ・ペンデュラム”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- ⚫︎
ライフ・ペンデュラム
Sandy Rag
東京を拠点に活動するバンド、Sandy Rag の2nd Singleです。
1stの“Daisy”と同様にソウルやR&Bを参照しつつ、この楽曲ではインディーロックやAORの風味を織り込みました。
どこか懐かしくもありながら、心地よい違和感や新しいサウンドを追究し、最初の構想からアレンジまで4年をかけて完成しました。
時に内省的な詞や切ないメロディも現れますが、全体的には前向きで推進力のあるビートとソウルフルな歌声で統一されているため、1日の始まりや、何かを始めようとする時、あるいは一人の夜を楽しみたい時などに聴いてもらいたいです。
また、ソウル・R&Bのリスナーはもちろん、最近のシティポップやローファイポップに馴染んだリスナーにも届けたいと思っています。
(余話)
タイトルにある“ペンデュラム”とは「振り子」という意味です。
今日確信したことが次の日には全く違う考えになっていたり、不安でいっぱいになったかと思えば急に大きな自信が湧いてきたり、人生は苦しみばかりと絶望したかと思えば、生きるって最高だと歓喜したり、人の感情や考えは振り子のようにいつも行ったり来たりを繰り返していて、私たちはいつもその振れの反動に振り回されて生きているように思います。
この曲では、そんなたくさんの感情が一人の人間の中で目まぐるしく行ったり来たりする模様を描いてみました。
メジャーコードとマイナーコードを行き来したり、2つのコードを何度も繰り返したり、1番と2番で同じ人間の中にある全く異なる感情を歌ったり、同じビートが続くと思ったら不自然な急展開があったり、といった仕掛けで上記のフィーリングを表現しています。
アーティスト情報
Sandy Rag
Sandy Rag(サンディラグ)は、日本のバンド。2024年結成。東京を中心に活動中。 management & booking : sandyrag.band@gmail.com
Sandy Ragの他のリリース