XANADUのジャケット写真

歌詞

XANADU ~桃園郷

奥本めぐみ

やたらと長い河を渡った

咲いていたのは 花桃だったか

振返ろうとしても

何故か 振り返れない

ただただ、向こう岸の光に向かい

泳いだのか 歩いたのか

少しずつ薄らいでゆく 記憶

・・・此処ハ 何処ナノカ・・・

闇雲に追い抜いてった男が 突然振り向いて

前髪しか無い顔で こう言った

「お前はまだだ 今直ぐ戻れ」

...っていうか、此処は 何処なの?

「失くしたモノを 手に入れた場所

全ては 守られてた」

・・・Xanadu・・・

さよなら さよなら

明日も ここでね

疑うことなく 明日を信じてた

夕陽に映し出された影は 日毎に大きくなり過ぎて

背負い切れなかった夢は いくつも 振り捨てて

いつからか 明日(みらい)のことばかり

気にするまでに 成り下がったのか

疲れ切るまで 走る前に

明日の朝を 考えて

子供が生まれたんだ/家が流されたんだ

大学に受かったんだ/あいつと別れたんだ

テロで108人死んだ/この店めっちゃ美味いんだ

あの人が見つからない/お天気がいいから出かけよう

この世に宿を借りて そこに居合わせただけ

死ぬ程の悲しみも 知らぬ人には日常

それでも 別れる時には

「また明日」って言いたいんだ

...Xanadu

さよなら さよなら

明日も ここでね

夕陽が 昨日と明日を分かつまで

さよなら さよなら

明日も ここでね

さよなら

  • 作詞者

    奥本めぐみ

  • 作曲者

    奥本めぐみ

  • プロデューサー

    奥本めぐみ

  • ベースギター

    堀内正隆

  • ドラム

    橋本現輝

  • ボーカル

    奥本めぐみ

  • ピアノ

    奥本めぐみ

  • トランペット

    広瀬未来

  • サックス

    藤吉悠

  • ソングライター

    奥本めぐみ

XANADUのジャケット写真

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その声は、世界の痛みを知っている。
それでも、明日を信じている。

シンガーソングライター・奥本めぐみ『XANADU』。

ラテン、ジャズ、ロック、ポップス、ピアノバラード。
ジャンルの境界を軽やかに越えながら、深く鮮やかな歌声が描き出すのは、喜びと喪失、孤独と祈り、そして再生の物語。

静かな夜に寄り添うような繊細さ。
大地を駆け抜けるような生命力。
ささやきから咆哮まで、一曲ごとに表情を変えるヴォーカルが、聴く者をいくつもの風景へと連れ出していく。

誰かが笑っている同じ瞬間に、
別の場所では、誰かが涙を流している。

世界は決してひとつの感情だけではできていない。
だからこそ、悲しみを知らない希望ではなく、痛みを抱えたまま、それでも生きていこうとする人間の強さを歌いたい。

『XANADU』という名が示すのは、現実から逃れるための理想郷ではない。

傷つき、迷い、失いながらも、
なお心の中に持ち続けることのできる場所。

別れの言葉を「さよなら」ではなく、
「明日もここでね」に変えるための音楽。

圧倒的な表現力と、確かな作曲力。
スケール感あふれるサウンドの中に、ひとりの人間の体温を宿した全曲オリジナル作品。

華やかで、孤独で、強く、優しい。

奥本めぐみが、その声と音楽のすべてを注ぎ込んだアルバム。

『XANADU』

まだ見たことのない景色へ。
その扉は、歌声とともに開く。

アーティスト情報

  • 奥本めぐみ

    シンガーソングライター / ピアノ & ボーカル 神戸出身、横浜在住。 幼少期から音楽に親しみ、10代でオリジナル曲を弾き語る。 以降ピアノ弾き語りのスタイルでプロ活動。 POPS / Jazz / Jazz-Funk / AOR / クラシック / フラメンコと、ジャンルを超えた音楽性でこれまでに7枚のオリジナルアルバムをリリース。

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