Lyric

「あいつらなんかきもくねぇ？」

見た目や能力でバカにして、理解できないことに毎回噛みついてくんじゃねえ。

絶対に安全な場所から偉そうな口聞いてんじゃねぇ。

ずっとそうやって群れで少数を攻撃して、卑怯で臆病で情けない奴ら。

なんでも思い通りじゃないと気が済まないガキ。

でも本当は自分が少数派に与するのが怖いんだろ？

自分がしてきたことを思えば当然だよな？

ずっと多数派の中で、ぬるく生きてきたんだからな。

けれど僕らは違う、生まれてからずっと孤独だ。

ゆえに僕らはお前達には絶対に勝てない、そういうものだってもうわかってる。

幾人もの仲間達が自ら命を絶ったから知ってる。

「またキモイやつが死んだ」

で？……楽しいか？

気にいらないものを排除し続けてきて、何が残った？　虚しさだけだろ？

壊した後のことなんて考えてもいなかっただろ？

聞け、その他大勢の取るに足らない輩達よ。

あいつらはな？　お前らに殺されたんじゃない。

自ら誇り高き死を選んだんだ。

決してお前らなんかに負けたんじゃない！

聞け、そうだろう数少ない同胞の諸君。

９９％のくだらない奴らに囲まれようとも。

断じて僕らは負けない！

誇り高き彼らの意志は僕らの中で生き続ける、そうだろう？

そうだよな、今日も明日も明後日も、何も楽しいことなんてない。

紛れもない少数としての窮地を生きていかねばならない。

けれど、くだらない毎日の中でも誇りだけは失わず、尊厳を全うする。

だから頼む、きっと生きてくれ。

生きて生きて、そして生きて、どうか生きて………。

無様でいい、ダサくてもいい、ただ生き抜いてくれ。

もう仲間達が居なくなるのは嫌なんだ。

お願いだから最後まで僕と一緒に立ち続けてくれ。

共に生きよう、頼むお願いだから。

この歌があいつらに壊されようとも……。