常春のプレリュードのジャケット写真

歌詞

ガラクタ革命

夕季ハルノ

低迷 底を這っている

劣等と虚勢の消耗戦

平静 取り繕っている

羨望の霧を抜け出せない

ない期待したい非才くらむ

暗転視界 まねごとの快楽

忙人気分 立ったその場所で

何を見る?

散々去る 宙を切った鳥

燦々散る 鮮と才の羽

淡々空 見上げ手を伸ばす

瞬間またすり抜けた

悠々笑う 天に立つ鳥

なれない僕の最終革命

嘆声はない 歓声もない

廃材の音を重ねて

抗戦歌う 飛べない鳥

なりたい僕じゃきっとダメだった

見上げるだけの日々が過ぎてく

夕景 自愛は死んでって

うるさく揺れる送電線

空想 ここじゃ最前線

人形は何も生み出せない

愛したい未来自体腐る

全編悲哀 張りぼての崩落

凡人気分 望むその場所で

何を知る?

堂々たる 翔を知った鳥

延々見る 晴れた讚の夢

簡単ほら 酔って醒めてまた

後転 まだ停滞中

陽々照らす 天に座す火球

なれない僕の反抗声明

勝算はない 感性もない

残骸の音を重ねて

炎天焼ける 溶けだす声

なりたい僕じゃずっとダメだった

憧れ 羨む

ただ 怠惰で無価値な世界

さよなら

遠々消える 天を裂く鳥

なれない僕の終末戦争

後悔はない 反省もない

散在の音を重ねて

猛然駆ける敵前舞え

なりたい僕は既に負けだった

  • 作詞

    夕季ハルノ

  • 作曲

    夕季ハルノ

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温かなサウンドと切ない世界観に包まれた春に始まる10曲の序曲たちが自分自身の「始まり」、そして聴衆の人生の中の何かの「始まり」のそばで流れることを願って送られる。

アーティスト情報

  • 夕季ハルノ

    温かなギターサウンドにエレクトロやポップスの要素を組み合わせた春のような温かさまとうトラックに乗せられたどこか悲しく、泣き出してしまいそうな言葉たちが絵本のような「プチダーク」な世界観を作り上げる。儚い言葉と独自の編曲が作り出す、淡く切ない世界観をポップなメロディーに乗せ、合成音声ソフトUTAUよりシンガー「重音テト」が様々な表情で歌い上げる。ボカロPとしての活動だけでなく女性ボーカリストとミュージッククリエイターを集めた音楽クリエイターチーム「KEKKAN LOGIC」でもメンバーとして活動中。

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LUCY LOVE records

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