常春のプレリュードのジャケット写真

歌詞

午後のマリーゴールド

夕季ハルノ

春のようだった

大嫌いな木陰下

午時葵の花ひらり

立ち止まったままの世界の中

例え一、二、三で亡霊だって

それだってしないための言い訳だ

きっと本当は怖いだけ

始まりを告げる春の歌が響いている

不器用でも 臆病でも

私、変われるのかな?

添い咲くマリーゴールドが

あまりに温かくてさ

花のように枯れる日々も

全て溶けてしまいそう あぁ

待ってたんだ ガラクタが

「こっちだ。」って動く日を

一歩だって辛い世界の中

例え一、二、三で人形だって

死神は強い目で私を見て言った

「進むのは自分だ。」と

重いカーテンを開けて

春のワルツを踊ろうか

消えそうでも 泣きそうでも

私らしくなれるかな?

散りゆく一日の花に

希望と変わらない愛を

悲しくても 寂しくても

きっと笑える気がした

あぁ まだ始まりだから

日暮れ色の嘘は四月の魚に乗せて

思うままに泳いでゆけ

いつか届きますように

さよなら告げる午後の風と花言葉

不器用でも 臆病でも

私、進みたいから

ちっぽけ陽だまりの中

鳴る春の音楽たちは

終わるだけの明日を変えた

常に春のプレリュード

  • 作詞

    夕季ハルノ

  • 作曲

    夕季ハルノ

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温かなサウンドと切ない世界観に包まれた春に始まる10曲の序曲たちが自分自身の「始まり」、そして聴衆の人生の中の何かの「始まり」のそばで流れることを願って送られる。

アーティスト情報

  • 夕季ハルノ

    温かなギターサウンドにエレクトロやポップスの要素を組み合わせた春のような温かさまとうトラックに乗せられたどこか悲しく、泣き出してしまいそうな言葉たちが絵本のような「プチダーク」な世界観を作り上げる。儚い言葉と独自の編曲が作り出す、淡く切ない世界観をポップなメロディーに乗せ、合成音声ソフトUTAUよりシンガー「重音テト」が様々な表情で歌い上げる。ボカロPとしての活動だけでなく女性ボーカリストとミュージッククリエイターを集めた音楽クリエイターチーム「KEKKAN LOGIC」でもメンバーとして活動中。

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LUCY LOVE records

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