※ 試聴は反映までに時間がかかる場合があります。
※ 著作権管理事業者等が管理する楽曲は試聴できません。
4月4日、国内最大級のヒップホップフェス『POP YOURS』Day 2のステージに立ち、確かな熱狂と存在感をシーンに刻み込んだLudio。その熱が冷めやらぬ中、早くも次なる一手となるニューシングルがドロップされる。
プロデューサーにJ1rockを迎えた本作は、トップアーティストへの階段を確実に駆け上がるLudioの、静かで力強いマニフェストである。
過去を振り返れば、彼のストーリーは決して一夜にして出来上がったものではない。「昔は遊びでやってたサイファー / 馬鹿にされてたが今なら財産」。今作のリリックにある通り、彼の原点はそこにある。その後、楽曲「totteoki」が世界的なバイラルヒットを記録し、突如として巨大なスポットライトを浴びることとなった。しかし彼は、一過性の「バズ」で消費されることを良しとせず、自らのアーティストとしての核を極限まで研ぎ澄ます道を選んだ。
NYという異文化のど真ん中に拠点を置くLudio。ハーフに間違われることも多いが、純日本人である。異国の地で孤独に音楽と向き合う中で、彼の「日本人としてのアイデンティティ」は異常なほど鋭く削り出されていった。先月ドロップされた8曲入りのプロジェクト『JAPANESE EXCELLENCE』や「Swagbae」といった楽曲群は、まさにその結晶だ。現代の日本のユースが抱える多面的なリアルとフィーリングを、世界中どこを探しても存在しない最先端のビートでパッケージし、「日本の卓越したサウンド」を提示してみせた。
そして辿り着いた『POP YOURS』という巨大な舞台。大観衆を前に自らの美学を証明した彼だが、歩みを急ぐことはない。J1rockの洗練されたビートの上で、Ludioは今作でこう歌う。
「早くも遅くも同じ場所 / 走っても歩いても同じローケーション」
目まぐるしく消費される現代の音楽シーンにおいて、「Take your time(まだ時間はあるから)」と何度も繰り返すこの曲は、決して立ち止まることの肯定ではない。「自信に満ちた日もあれば / 全部を疑う日だってある」。華やかなステージの裏側で、時に顔を出す劣等感や焦燥感。そのすべてを隠すことなく吐き出し、それでも最後には「俺のペースでトップ Get する」と言い切る、揺るぎない覚悟の表れだ。
「君の態度 気にしないよ」。外野の声も、流行のスピードも関係ない。かつて遊びでサイファーをしていた仲間たちと共に、充分な準備ができたら、自分のタイミングで次の景色を見に行くだけだ。
バイラルヒットによる熱狂の渦から抜け出し、NYでの孤独な思索を経て、日本のヒップホップシーンのど真ん中へと切り込んだLudio。彼が提示する「新たな時代の歩き方」を、その鼓膜で確かめてほしい。
2005年生まれ、幼少期を東京で過ごす。 7歳からニューヨークで少年時代を送り、 2019年大阪へ移住後に音楽活動を開始。 全曲フリースタイルで制作し、自身でレコーディングからミキシングまでを手掛ける。 soundcloudにて楽曲を発表後、そのクオリティの高さから徐々に注目を集め、2021年より東京との行き来により活動の幅を広げる。 2022年1月23日リリースのTim Pepperoniの楽曲”Chrome Hearts”へ客演を果たし、 1月27日には、新進気鋭のプロデューサーPuckafallが全曲楽曲提供し、客演にはUSで今注目を浴びるアーティストTrapgokrazy,Shay$hak,FarrellBが参加した1st EP”Can’t Deny”をリリース。 デビューして間も無いにもかかわらず+81 connectなど様々な人気プレイリストに取り上げられる。 日本のシーンにおいても今年の活躍が最も期待されるアーティストの一人である。