

静かに無常のあり様を 思えばこの世は仮の宿
日ごと夜ごとに針を刺す 髪部屋悲しや針地獄
あの娘泣く泣くまっ赤な帯を抱いて川に身を投げた
朝に咲きて夕べには早うち萎むもろ君ぞ
思えば儚き命かな でいりのいきの宿り花
つんつん椿ぽとりと落ちたまっ赤に染まる地に落ちた
潸々と降り 潸々と散る 潸々と 無窮よい子の通り道
人のこの世は長くして 思い煩うことも無く
明日は我が身も憚らず御霊の前に捧げゆく
楓の葉と蝉時雨終わりを告げる今生に
潸々と降り 潸々と散る 潸々と 無窮よい子の通り道
- 作詞者
未散
- 作曲者
未散
- レコーディングエンジニア
宙
- ミキシングエンジニア
宙
- マスタリングエンジニア
宙
- ギター
水色赤
- ベースギター
水色赤
- ドラム
水色赤
- ボーカル
水色赤
- バックグラウンドボーカル
水色赤

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日本の浮世歌謡の決定版!妖怪パンク、怪談サイケデリック、土着ガレージ。日本のロックの裏街道、異端の民俗学 FOLKLORE PUNK水色赤
アーティスト情報
水色赤
日本の散楽家(バンドの様なモノ)。 岡山県を拠点に活動している。 現在メンバーは、未散(ボーカル・ベース)、亮人(ボーカル・ギター)に形態によってサポートメンバーが加わる。 「浮世歌謡」というキャッチで、昭和以前の薄暗く、哀愁ただよう因習的な土着の世界を表現している。 2013年3月に1stアルバム「唵水色赤的薩婆訶」を発売。 イタリアのレーベルからカセットテープを発売したり、ドイツのレーベルのコンピレーションに参加したりと活動を日本だけに留めない。 鉄輪や能面を付けステージに現れ、筆でセットリストが書かれた垂れ幕が用意され テープレコーダーを使ったMCがなされるなど、演出も多彩。
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