

今昔の伝承歌によれば 異人(ことひと)の霊を祀られん
はらからの姉や後ろ面 琵琶持ちの髑髏花飾り
猫は上手に坊主に化けたがり 石碑囲んで得意に踊ること
故郷の故郷の 忘れられた村祭り
人の世は常ならぬもので その村に着いた巡礼の
首落とし罪を盗み出し 両面のスクナ売られゆく
民は忘れて銭食い富喰らい 化けて出るのは琵琶弾き 子を探し
鈴虫や松虫や 検校が骨つむぐ
(隣家人と家人と言すること聞すれば 旅僧を殺すと言するぞ
草のかんむり脱ぎ捨てて 山と山を重ぬべし)
今昔の伝承歌によれば 異人(ことひと)の霊のつく家にゃ
妖しげな夜に琵琶の音 産まれたる子には宿り難
哀れ憑かれた娘は後ろ面 夜毎遊びし虚ろに乱れ髪
巡礼の鈴ならし 検校の首探す
- 作詞者
亮人
- 作曲者
亮人
- プロデューサー
宙
- レコーディングエンジニア
宙
- ミキシングエンジニア
宙
- マスタリングエンジニア
宙
- ギター
水色赤
- ベースギター
水色赤
- ドラム
水色赤
- ボーカル
水色赤
- その他の楽器
水色赤

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日本の浮世歌謡の決定版!妖怪パンク、怪談サイケデリック、土着ガレージ。日本のロックの裏街道、異端の民俗学 FOLKLORE PUNK水色赤
アーティスト情報
水色赤
日本の散楽家(バンドの様なモノ)。 岡山県を拠点に活動している。 現在メンバーは、未散(ボーカル・ベース)、亮人(ボーカル・ギター)に形態によってサポートメンバーが加わる。 「浮世歌謡」というキャッチで、昭和以前の薄暗く、哀愁ただよう因習的な土着の世界を表現している。 2013年3月に1stアルバム「唵水色赤的薩婆訶」を発売。 イタリアのレーベルからカセットテープを発売したり、ドイツのレーベルのコンピレーションに参加したりと活動を日本だけに留めない。 鉄輪や能面を付けステージに現れ、筆でセットリストが書かれた垂れ幕が用意され テープレコーダーを使ったMCがなされるなど、演出も多彩。
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