※ 試聴は反映までに時間がかかる場合があります。
※ 著作権管理事業者等が管理する楽曲は試聴できません。
昨年10月にリリースしたslideに引き続きbasōとreo shimotaniの第二弾となる本作"blu_log"はbasōの抱える漠然とした絶望や苦悩を記した彼なりの備忘録である。
本作でvocalを務めるbasōは昨年リリースしたreo shimotaniとの共作"T.e.a.R"のremixを今年(2026年)の1月にリリースするなど精力的に音楽活動に勤しんでいる。またcomposerを務めるreo shimotaniは本作ではartworkも手掛けており、前作"slide"ではcomposer,artworkの他にmusic videoのdirectionも手掛けるなどその才能を際限なく発揮している。
本作でbasōが伝える内容は一貫して"人は絶望と共に生きている"というメッセージを根幹に据えその言葉を紡いでいる。かつて"奴はヒトじゃない"と言われた過去を持つbasōがいかにして成長の軌跡を辿ったのか。それを語る上で本作はとても重要な役割を持っていることは確かである。その言葉に包まれた聴衆が何を思うのか、彼と同じ想いをした同胞は、本作の冷たくも暖色を帯びたvibesをどう捉えるのか。彼らの今後の活動に本作の製作が一つのターニングポイントとして位置付けられることは間違いないだろう。
ブーンバップを根底に据えながら、ジャンルレスに楽曲制作を行うクリエイティブチームFranqinc.所属のアーティストであるbasōは、その軽快なフローと情景の浮かぶ内省的な歌詞によって構成された楽曲を携え、関西圏を中心に音楽活動を行っている。その背景にある自身の青年時代に抱えた劣等感が楽曲に強く反映されており、その歌詞は暴力的でありながらも、時に弱さを感じさせる二面性を持つ。所属しているFranqinc.には同じく大阪出身のラッパーである雲雀や、東京を拠点に様々な映像作品への参加、楽曲へのプロデュースを行うreo shimotani、沖縄で精力的に音楽活動を行うラッパーKai-toneなどの色濃いプレイヤーが所属している。
Franqinc.