びきがたり集〜Airn編〜のジャケット写真

歌詞

愛しのセリーヌ

吉永響

この物語はとある少年の

とても小さな恋の話

陽射しが当たってうたた寝の午後

風になびく洗濯物の向こう

ちらりと少女の姿が見え隠れ

その微笑みに少年は恋した

あの子の名前はセリーヌ

いつもあそこで本を読んでる

走り寄ってとなりに座った

少年はセリーヌに

オレンジの栞をわたした

それは彼なりの「大好き」の表現だった

ふたり過ごした白い日々は

風も水も輝かせた

少年は言った僕ら大人に

なったらこの村で結婚式をあげよう

だけどセリーヌは涙を流した

「ワタシオトナニハナレナイウンメイナノ」

愛しのセリーヌと

手を強く握り合った

ふたりの涙は木々を濡らした

少年にセリーヌは

キレイなスミレをわたした

それは彼女なりの「️アリガトウ」の表現だった

やがて少年は大人になって

ギターを鳴らしてこの唄を歌った

愛しのセリーヌよ

もう一度微笑んでくれ

今も僕は君を探している

愛しのセリーヌよ

この唄を君に捧げる

それは僕なりの「大好き」の表現なんだ

  • 作詞

    吉永響

  • 作曲

    吉永響

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