大祓詞

このＣＤは、ずっと以前から誰かによって準備されていた仲間たちが、いまこの時代の要請によって集まり出来上がったようなＣＤなので、あまり難しい意味を持たせず、まずは気軽に聞いてみて下さい。いま、なんとなく日本という国の大地の息吹が世界中に広がっていく時代なんだと感じている人達が増えて来ているようですが、それは狭い意味の日本ということではなく、国境を越え、宗教を越え、時を超え、この星を超えた意識での調和を象徴する大和の息吹のことではないでしょうか…。それゆえ、今回もいろんな国で生まれた音楽と太古からこの国に伝わる大祓詞はとても調和しました。日本という土地は、宇宙からのエネルギーの大きな入り口であり、また世界中でも突出して地震が集中する国であることからも判るように、大地からのエネルギーの大きな出口でもあると言われています。このＣＤは、ＣＤ全体が、そんな日本の大地の恵みに抱きかかえられるように構成されています。 どうぞ皆さんもこのＣＤを通じて大地と交流し皆さんの抱えるいろんな物を大地にアースしてみてください。オープニングの雷鳴は浄化のシンボルなのですが、人によってはちょっと怖いなと思ったかもしれません。考えてみれば、私たちは天と地の狭間で暮らしていながら、そこにある何か見えざる大いなる存在に対する畏怖をいつしか忘れてしまっているのかもしれません…。自然への畏怖にも似た厳粛な気持でこの大地と向き合い、その大いなるものと自分が繋がっていることを感じたとき、我々は説明の出来ない清々しさと安心感を得られるのかもしれません…。オープニングの雷鳴が自分の浄化に関係している雷だとしたら、エンディングの雷鳴はこのＣＤを通して自分に起こった天地との交流体験（禊の体験）が、世界中の多くの方々に起こっていく予感の象徴ともいえるでしょう。


とほかみえみためはらひたまへきよめたまへ
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