歌詞

あの日、守ろうとしたものは

何だったんだろう？

過去に置いてきたはずの記憶

遠い日の夜を最後に

長い間、ずっと抱え続けていた

深く刻まれていた暗い影

キミたちの幸せと交換に

静かな街を切り裂く刃は

疑いの果てに友を傷つけ

暗闇に手を伸ばしたら

大事なものが音を立てて崩れていった

あの日、守ろうとしたもの

ただ、生きていて欲しかった

覆い隠されていた真実は

ただ、無慈悲で

普通でいられることが　難しくて

いつしか、どうでもよくなって

正しさに添うことばかりで

キミがキミでなくなってしまうよりも

他人(ひと)の視線や拒絶が

誰かを傷つけてしまうよりも

信じ合える誰かといたい

あの日、守りたかったもの

消えてしまうことは無い

偽りに支配された世界には

もう惑わされない

いつ、何処で、すれ違ってしまったの？

ともに分かち合えていたと思っていたのに

ある日、突然、悲しむ暇も与えられず、奪われた

ともに笑いあえた日々が

懐かしくて、声にならない

あの日、守ろうとしたもの

ただ、生きていて欲しかった

覆い隠されていた真実は

ただ、無慈悲で

たとえ、みんな、

わたしのことを忘れてしまっても構わない

誰にも踏み入れられない場所で

この静けさが続いていくなら

守り続けていく