歌詞
シャンパングラス
綾姫
自転車をこいで坂道をとばした
ハンドルが取られて転んで
顔を擦りむいた
急いでたのよどーしようもなく
気付いたらアタシは
部屋の隅で泣いてた
声をあげて誰もいないから
宇宙にまで届く痛々しい涙声
鏡を見ながら触った
涙でしみる傷痕
可愛いお顔を触った
アナタの指を思い出した
投げ付けた灰皿は窓ガラス割った
投げ捨てたライターは
お気に入りだった
イライラしてたのよ
どーしようもなく
気付いたらアタシは
立ち竦んだまま泣いてた
失ったものは全部必要だって
知っていたけどアタシは
すべて無くしたかった
鏡を見ながら触った涙でしみる傷痕
可愛いお顔を触った
アナタの指を思い出した
アタシは醜く変わった
もうこんなにも汚れたから
小さくひとりで笑った
全部思い通りになった
10年前女に成ってから
ずっと悲しいから大きな声で鳴くの
鏡を見ながら触った
小さく濡れた赤い花
可愛い心を攫った
アナタの愛を思い出した
鏡を見ながら笑った
小さくひとりで笑った
全部思い通りになった
アタシはひとりで笑った
アタシが今ここに立っていること
アナタの眼には映りませんよーに
アナタが今どこかで歌ってること
どうかアタシの耳には
届きませんよーに
- 作詞
綾姫
- 作曲
綾姫
綾姫 の“シャンパングラス”を
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