Lyric

うまく言えないことばかり増えて

余計な言葉で　ごまかしていた

ポケットの中でくしゃくしゃになった

メモみたいな日々を　握りしめてる

誰かの正しさが　間違いに見えて

でも　僕の正しさも　どこかズレてた

バンドの音みたいに

いつも微妙に噛み合わないけど

そのズレが今では　やけに愛しい

セブンスコードみたいにさ

ちょっと不安定でいい

綺麗に響かなくても

鳴らし続けていこう

チューニングがずれた日々も

君が笑えば

それだけで曲になる

うるさすぎるドラムの音と

ベースが走ったまま戻らない夜

これでいいんだよって　誰かが言った

間違えたコードも　グルーヴに変わる

好きなフレーズを　何度もなぞって

伝わらない想いも　音に乗せた

きっといつか届くと思ってた

でも　今はもう　届かなくてもいいや

セブンスコードみたいな　変な響きでもいい

素直じゃないメロディも　僕らの一部だろ

君が黙って聴いてくれるなら

それだけで　今日も鳴らせるんだ

大人になれば　解決すると思ってた

でも　増えたのは　答えじゃなく

どうしようもない矛盾ばかりだった

だけど今も　ギターは鳴ってる

セブンスコードみたいにさ

どこか宙ぶらりんで

それでも僕は　君と音を重ねたい

不器用なままの4人で

今日もどこかのライブハウスで　間が生まれてる

1、2、3、4

次のカウントは　君の番だ