歌詞
文明と呼吸
あそ, 可不, 裏命
腐った人生のあとがきに
何を書いて残すだろう
二百年かけて僕は、ただ
神様の下請けをしてるんだ
春が囁く抵抗を
かき消す脳に流れる「天気広報」
無機質で幾何学な木漏れ日が
磨かれた視界を塗り潰してく
行き交う機体の静けさに
響く足音、繰り返す感情
僕はまた夢の中
馬鹿みたいだ
知らぬ知に支配されて生きる僕は
何にも無くなった
この真っ白な理想郷が
このままずっと続くなら
世界ごと壊れてしまえ、なんて
沈む陽を眺めて
滲む空の質量に
触れて染まっていっそ
潰されてみたいや
Lala
臥さる地面の手触りも
夜を待ってる風の温度も
太陽の残した薄明かりも
今は無い鳥の声も
分かってる
分かってたって
意味のあるこの今を、ああ
雨粒を飾った一筋の
透明な線が眩しくて
僕と世界と境界を
撫でる空気は柔らかい
置いてけぼりになっても
老いて煙になっても
忘れないように
この二重螺旋にメモをして
- 作詞
あそ
- 作曲
あそ
あそ, 可不, 裏命 の“文明と呼吸”を
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