Lyric

交差点で青を待った

その数秒が苦しかった

黒い靴が水を踏んだ

映った顔が滲んでいた

約束ばっかり

祈ってばっかり

明日も同じことをするのでしょうか

肯定も否定もされぬままの未解決

長かった髪を切った

心は軽くならなかった

澄み切った青空だった

また傘を手放せなかった

定例脳内反省会

今日も一日いい子でいられたでしょうか

自己採点　減点　満点は未経験

泣いたって目から涙は零れ落ちてくれやしないんだ

怒ったって指先の痛みもどうせ伝わりはしないんだ

笑ったって初めからそうだったで終わらせられるんだ

じゃあ僕の心はどこにあるの

痛い思いが

体にあって

心になって

飛んでいく

期待　願いも

虚ろになって

「諦めた」って

噓吐く

ああ

まだ間に合うかな

まだ少し眠ってたいよ

けど　ほら

吹いたって飛べないような

心巣食った空想中

触ってぱって割れちゃうような

割れ物みたいな現実

もうどうしようも無いけれど

ただどうしようも無いほど

どうにかしたくなる

つめたい空気ばっかり吸って

白黒ばかりの景色を見て

笑うことばっか上手になって

なんか忘れちゃった？

うさぎを追いかけ飛び込んだ日から

ずっとひとりぼっち

でも笑ってられなきゃ終身刑、かも

しれないでしょ

君もどうせだってさよならだって言うんでしょ

君もどうせだってここからいなくなるんでしょ

君もどうせだって大丈夫って消えちゃうんでしょ

まだ僕の心はここにあるよ

思い出ばっか

毒になって

心をまた

蝕んでいく

記憶ばっか

消えていって

からっぽだって

歌っちゃえる

もう

手遅れだろうけど

空の色を思い出せちゃうから

まだ　ほら

ひとつ唱えて変えちゃうような

魔法みたいな空想中

叫んだら弾けちゃうような

割れ物みたいな現実

願っちゃうのもわかるけど

幸せになれる魔法

なんてないからね