歌詞

アスファルトに滲む月の影、あの日の僕らを隠すように。

湿った風が運ぶ、届かない手紙の匂い。

誰もいない部屋で、秒針だけが響く。

過ぎ去った季節の残像が、瞼の裏で揺れている。

錆びついた鍵を握りしめ、開かない扉の向こう。

君の笑う声、遠い記憶のパズル。

傘の隙間から零れ落ちた、名も無い感情。

水面に映る逆さまの世界、息を潜めて、ただ見つめてた。

ねぇ、この雨が止んだら、全て流れてしまうのかな。

ポケットの奥、見つけた枯れた花びら。

あの日の言葉は、泡になって消えた。

空の青が、心の隙間に滲んでいく。

アスファルトに滲む月の影、あの日の僕らを隠すように。

湿った風が運ぶ、届かない手紙の匂い。

錆びついた鍵を握りしめ、開かない扉の向こう。

君の笑う声、遠い記憶のパズル。

ねぇ、この雨が止んだら、全て流れてしまうのかな。

ポケットの奥、見つけた枯れた花びら。

あの日の言葉は、泡になって消えた。

空の青が、心の隙間に滲んでいく。

夜が明けるたび、昨日を数える。

どこでなくしたんだろう、僕らの足跡。

砂時計の音だけが、やけに響く。

君がいた証は、波間に消える泡。

ねぇ、この雨が止んだら、全て流れてしまうのかな。

ポケットの奥、見つけた枯れた花びら。

あの日の言葉は、泡になって消えた。

空の青が、心の隙間に滲んでいく。

空の青が、心の隙間に滲んでいく…