その昔 ビクトルハラという人がいたことは 忘れられようもない
彼はかつて ギターを手に取って 自由を歌った 魂のままに
その歌を やめろと軍隊が言った それでも歌い続けた 自由のために
銃口を向けられても屈しなかった 彼は悟った 人々が語り継ぐだろう
そして銃が 彼の体を 撃ち抜いてもなお 歌い続けた 命果てるその瞬間まで
その歌は今もなおこの世に響いてる
だから僕は武器なんかを 手に取らない 今こそ楽器を 手に取り 歌ってやるのさ
今もし兵隊さんが 乗り込んできて その歌をやめないと この銃口が火を噴くぞって脅されても
僕はやめるもんか ああそうさ 死んでもやめるもんか 銃を取って戦うなんかより いいのさ
ああそして 命の灯火が 今にも消えようってときに 小声でいいから 言ってやるのさ
オマエとは 違うんだよ
この平和 ボケしきったこの日本で そんなことが起こるもんかって そんなことを言う人もいるだろう
起きてから考えればいいだろうって そう思って目を背けてる人もいるだろう
僕たちは何ができるだろうか 安全を今脅かされてる人たちに
でもまずは脅かしている人たちに こう語りかけるべきじゃないのかい
僕は君の帰りを待つ 君の家族と 同じ気持ちでいるのさ
無事に帰ってあげてよ そして自分の意思で誰も殺さなかったって 手を取り平和を誓ったって そう言って欲しいんじゃないのかい
もしも誰か 攻撃する相手を決めなきゃいけないってことになってるんだとしたら
それは僕じゃないでしょう
そんなにすぐには世界は変わらないだろう だけど知って欲しいことが ひとつある
みんなすぐには変われない から迷う そんなとき このことを思い出して欲しい
あなたは一人じゃない
- 作詞
oginomad
- 作曲
oginomad
oginomad の“武器より楽器を”を
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武器より楽器を
oginomad
今こそ、武器ではなく、楽器を手に取ろう。
どれだけ攻撃されたって、僕には分かってる。
攻撃する君の家族だって、そんなこと、望んでない。
武器をお互い持てば、いずれはお互いいなくなる。
楽器をお互い持てば、一緒に素敵な音を奏でられる。
広げよう、僕らの自由の響きを。
たとえたまたまバーで会った吉本興業のお偉いさんが、
鼻で笑おうとも、彼が自慢げに話す戦争反対の歌を歌う
アイドルがこの争いの元さえも知らなかったとしても。
僕らは諦めない。この音が響き続ける限り。
アーティスト情報
oginomad
何かを始めるのに、遅すぎる・・なんてないはず。おじさん(サラリーマンとはもう言えないが定職があります)がコロナを機に「目指せ二刀流!」ということで土日の時間だけを使って、若き日の夢だった音楽家をもう一回目指しています。時間の制約があるからこそ逆に、誰よりも多作家であろうと心がけています。やれば、きっとできる!ピュアな気持ちを大事に。見苦しくても、誰かの勇気になれる、きっとそんな日を夢見て。