

君を待って 夕暮れを飲んで
息を吐いた これでもう終わりか
なんて意味は無くて
誰も知らなくていいよ
水にそっと触れるように
夢がそっと欠けるように
あいつをただ妬むように
頭が泡になって
弾け飛ぶ虚ろに
僕らもう、どうか、明日にさよならを
告げられたらいいのに
筋書き通り生きられたら
羨むこともない
そんな今日を過ごしている
とっくにキャパオーバー
ねぇ、君は生きてて
どう、楽しいの少女
そう言う暇も無くて
何処かの歌みたい
あー、僕がいたなら
俺が輝いたのに
いつの間にか泳ぐ意味を失って
そんな言い訳一人でほざいてる
君が言った、
「好きなように生きればいいよ」
何事にも興味が薄れて行って
こんな終わり方をして死んで往く
そうなんだ
もう、何もかも辞めたら
あとは遠い国に
行くだけだ
こんな世界消して、消して行こう
そうだろう。
こんなこと言っていたら
もう視界の端
でも良いんだこんな
馬鹿みたいな思想ごと、
飛んで往け、サネカズラ
僕らも終わるのに
妬む今日も
来世を期待して
時空に乗れ、僕ら
雨が降った
蒸し暑さに地面の匂い
乾ききった僕の心
水で濡らして
- 作詞者
音海時雨
- 作曲者
音海時雨

コトノハ の“夜風に波立つ”を
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- 1
あの日の情景
コトノハ
- 2
遠く
コトノハ
- 3
鵯
コトノハ
- 4
観葉植物
コトノハ
- 5
夏を待っている
コトノハ
- 6
空泳ぐ少年
コトノハ
- 7
青空と制服、プールサイド
コトノハ
- 8
佳景
コトノハ
- 9
月影
コトノハ
- 10
雲隠れ
コトノハ
- 11
一寸先
コトノハ
- 12
暮れて行く
コトノハ
- ⚫︎
夜風に波立つ
コトノハ
- 14
時空
コトノハ
- 15
泳いでいた
コトノハ
アーティスト情報
コトノハ
2023年7月に結成された音楽ユニット「コトノハ」。 作詞作曲 ‘音海時雨’ とボーカル ‘シア’ で構成。 持ち前の「音海時雨サウンド」とシアの歌声でコトノハの世界観に引き込まれる。 コトノハの紡ぐ一曲一曲が大きな物語へと変わっていく。
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