歌詞

目覚ましより早く起きた

太陽が眩しかった

珍しく珈琲飲んでみた

前ほどは苦くなかった

お気に入りのセーターを着た

左肩 落ち葉乗った

吹き抜ける冷たい風が

初めて愛しかった

いつも通りのフリして声かけたら

「前後ろ 逆だよ」って笑われた

なんだか今日は…

ふわ、ふわ、ふわ、ふわって

僕だけが宙を舞って

ひら、ひら、ひら、ひらって

歩く紅葉のレッドカーペット

くら、くら、くら、くらって

君の笑顔よぎって

ゆら、ゆら、揺らがないで

この気持ちよ ずっと変わらないで

急に雨が降り始めた

天気予報また外れた

休日みたいな人混みの

大通り濡れて走った

傘はどこも売り切れてた

セーターが重くなった

けど君を見つけたらもう

心軽くなっていた

昨日まで　知らなかった僕がいる

こんな風に 誰かを想えるなんて

なんだか今日は…

ふわ、ふわ、ふわ、ふわって

僕だけが宙を舞って

きら、きら、きら、きらって

煌めく水たまり ひとっ飛びして

さら、さら、さら、さらって

君の髪がなびいて

いつの日かお揃いの

シャンプーの香りがするんだろうな

君が忘れていった青い傘と

ほつれて着なくなったあのセーター

どんな言葉 云えばよかったんだろう

そばに居たかったよ、ずっと

まだ、まだ、未来だなんて

見えないけど分かってる

きら、きら、嫌いになんて

なれるはずもないよ、安心して

ふわ、ふわ、ふわ、ふわって

ひら、ひら、ひら、ひらって

タラッタ、ラッタ、ラッタラ♪って

意味もない歌 歌って

ゆら、ゆら、揺らがないで

今この瞬間をぎゅっと抱きしめて