長袖になる頃のジャケット写真

歌詞

長袖になる頃

中村 英彦

「今日は寒いってさ」って

君に送りかけてやめた

長袖を選ぶ朝に

季節が変わったと気づく

カーテン越しの光が

少しだけ淡くなって

思い出すのはいつも

くだらない会話ばかり

うまくいかない日は

君に会いたくなって

冷たい風に吹かれたら

あの日の声がした

ねえ 君がいないだけで

こんなに秋は長いの?

ねえ 笑ってよ

ここにいないのに

10月の風みたいに

遠く行かないでよ

少し早くなる夕暮れ

ひとり歩く帰り道

金木犀の香りだけが

あの日まで連れていく

「またね」って言った君を

どうして止めなかったんだろう

そんなことばかりが

今も胸に残ってる

忘れたいわけじゃない

戻りたいわけでもない

君のいない季節に

まだ慣れないだけ

ねえ 君がいないだけで

こんなに風は冷たいの?

ねえ 会いたいよ

言えなかったくせに

10月の空の下で

まだ君を探してる

風に揺れる髪を

そっと押さえながら

振り返った向こうに

君がいる気がした

10月の風だけが

あの日と同じだった

  • 作詞者

    中村 英彦

  • 作曲者

    中村 英彦

  • プロデューサー

    中村 英彦

  • ボーカル

    中村 英彦

長袖になる頃のジャケット写真

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