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人間の根源的なリズム本能(collective untrained world rhythm instinct)を呼び覚まし、言葉とビートが混沌とした喜びのなかで融解していく、BPM128(Fメジャー)の極上カオティック・アフロポップ・リチュアル(chaotic afro-pop ritual)です。「買い物袋を落として突然踊り出す老人、窓からそれを見る赤ん坊、30分遅れたバスを待つ間にストリート全体へ伝染していく即興の手拍子。洗練されたリードボーカルを完全放棄し、主宰するコールに対してより巨大な狂気で応える群衆のレスポンス(call-and-response architecture)が一体となる祝祭の決壊」を、脳髄を直撃する圧倒的な熱量のなかでドキュメントしています。
最大の快楽は、完璧なデジタルクオンタイズ(位置補正)を徹底的に拒絶し、生々しい部屋の空気感と人間の不揃いなタイム感(live-room feeling with human imperfections)をそのまま音響としてパッケージした歪な引き算の設計。最初の20秒間は一切の楽器を禁止(The first 20 seconds contain zero instruments)し、足踏みと手拍子、そして肉声の咆哮(stomps, and claps only)という完全な真空のなかで緊張感をビルドアップ。20秒のグリッドを越えた瞬間、ステレオ幅が左右140%のパノラマへと全開放され、アフロポップの熱狂的なアンサンブルが最高風速でノーモーション大爆発(フルパワー・デトネーション)します。伴奏には意図的に間違った拍で乱入する笑い声や、左端から突如インサートされる子供の声、右端から入る老人の声(vocal supernova flaw)が混ざり合い、聴き手の自律神経をダイレクトに蹂躙。中盤のブリッジではすべての楽器が消滅して口パーカッション(mouth percussion)だけになる過激な引き算を敢行し、そこから放たれる「ジャスト2秒間の完全な無音(Dropout Singularity)」という冷徹な空白を経て最終サビへと完全復活(レザレクション・ドロップ)します。最後は心地よいフェードアウトに逃げることなく、足踏みの最後の一撃の瞬間に、-8 LUFSで駆動するリミッターがゲートをプツンと閉じるように遮断。残響を1ミリも残さずスパッと完全な真空の静寂(instant cutoff)へと着地する大傑作アート・ミニマリズムです。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。