歌詞

「ごめんね待った？」なんて

ちょっと息をはずませて

結んだ髪がいつもと違う

思わずドキッとした

歩道側歩く君の

肩に触れてしまいそうで

目線を合わせる事もできない

見上げる上の空

お互いよく知ってるのに

今日はなぜかうまくいかない

君の隣でただ手が震えていた

ねぇその唇は

甘くてズルいんだ

もう少しで届きそうなのに

紅く照らされる君が

僕の意識を奪った

はじまりかけた恋の味が

舌の奥でまだ残っている

帰り道黙ったまま

足音だけが刻む

「また来年も来ようね」って

胸がギュッとなった

飴玉みたいな気持ちを

噛みくだけないまま残ってる

手を振るその背中

振り返らないで

ねぇその唇は

甘くてズルいんだ

もう少しで届きそうなのに

紅く照らされる君が

僕の意識を奪った

はじまりかけた恋の味が

舌の奥でまだ残っている

あの時もしも手を取っていたなら

何かが変わったのかな

今更だよね

でもまだ思い出して

心の底にしまって

ねぇその唇は

甘くてズルいんだ

もう少しで届きそうなのに

紅く照らされる君が

僕の意識を奪った

はじまりかけた恋の味が

舌の奥でまだ残っている