歌詞

夜が飲み込んだ交差点

誰にも見られない　影の中で

理性を脱がせる音が響く

今夜　白濁で街を汚す

アスファルトの上に跪く俺

その唇が　俺の鼓動を吸い上げる

熱く脈打つ衝動は

口の奥じゃ収まりきらない

背中を反らせ　腰を突き出し

その体が「出せ」と命令してる

赤信号が点滅する瞬間

俺は抜いて　街に向かって射ち放つ

白濁　それは嘘のない証

悦びに塗れた一滴が

お前と俺の間に

何かを刻みつけていく

アスファルトに白濁を描く

この街に　生きた欲を残す

お前の喘ぎと混じり合って

夜がひとつ　汚されていく

なかじゃない　ここにこそ出す意味がある

乾いた後にも残るメッセージ

コンビニの灯りすら遠い

誰もいないこの路地が

俺たちの聖域

白濁が祈りのように広がっていく

アスファルトに白濁を撒いて

止まらない　俺のすべてを放つ

舌先で拾ったその味が

お前の奥で　花を咲かせる

中途半端じゃ終われない

渇いた世界にぶちまける命

朝になれば乾く液も

記憶の奥では光るまま

白濁に染めた夜のピースを

俺はまた　次の場所へと持ち歩く

アスファルトが知っている

俺たちの欲望の色