歌詞

ラクガキで埋め尽くされた　古いノートの

余白に今　描き始めた　新しいストーリー

お気に入りのあの映画の　粋なセリフを

入れてやろう　きっと誰も気づかないけれど

ふざけてるように見えるだろう？

痛みのない傷はないんだぜ カッコつけたフリしてる

忘れたくないあの景色も　忘れられない辛い夜も

夢のように感じている　あの日とは違う自分

それでも伝えたい想いは　ぎこちない言葉で紡ぐから

もう一度拾い上げてほしい　さあ　どんな話をしよう？

瞬きの裏で巡った　季節の色を

君と分け合う　手段はまだ　見つからないけど

咲かない花があることも　本当はわかってるつもり

まだ何も諦めてない

伝えられなかった想いも　伝えたくなかった本音も

今ならたぶん　言える気がする　不安定な気分

でも横を見ればアイツらが　少し大人びた笑顔で

同じ時を生き続けてる　そう　だから歌い続けられる

群青色の海を超え　鉛色の風に乗り

琥珀色の街を抜けて　まっさらな君に会いに行く

そんな話がしたいのだ

もう戻れない　あの日々を　もう帰らない　あの人を

思い出すと　胸の奥が少しだけ痛むけど

これから始まる毎日を いつの日か出会う誰かを

今は待つよ　空元気でも　その先でいつか

もう一度会えたその時に　笑い方が前と違っても

構わないよ　その時には　さあ　どんな話をしよう？