

石畳の道を行く人は魔石を掲げて
私の色だけ違うと― 胸の奥がざわめくの
あの人は先に進んで 風を操り宙を舞う
遠い塔の向こう側へと そこでは何が待つの?
この手ではまだあの空は掴めない
時が砂になり 手からこぼれる
暦は巡り、季節は移ろい、空が流れる
雨に打たれて、風に奪われて
私はこのままこの場所で立ち尽くす
小さな炎を灯そう
まずは足元の石を拾い集めて
呪文の書を開き 一文字ずつ辿る
まだ見ぬ明日へ この手で近づくため
錬金術師の店先 妖しい香りが漂う
私もいつかこの手で― 胸の奥が高鳴るの
暗い空には満月が ガラスに銀色を注ぐ
迷うこの心にそっと照らし囁きかける
あの人が持つ石とは違うけど
でも私だけの 光を放つ
今は夜でも、夜明けは来るから、ひたすら歩こう
朝日に向かい、どこまでも続く
石畳の道 少しずつ進む
小さな炎を灯そう
まずは足元の石を拾い集めて
呪文の書を開き 一文字ずつ辿る
まだ見ぬ明日へ この手で近づくため
終わらない螺旋の中 光を探し続けて
この手で掴む未来へ
- 作詞者
キヒヨドリ
- 作曲者
キヒヨドリ
- プロデューサー
キヒヨドリ
- グラフィックデザイン
キヒヨドリ
- ボーカル
東北きりたん
- プログラミング
キヒヨドリ

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螺旋に灯る (feat. 東北きりたん)
キヒヨドリ