夜の本郷を歩く
分かりきった場所へ
多分、それは変わらぬ場所で
消えかけたネオンサインの嵐
懐かしむ
そんな歳じゃないけど
・・・
手にはコーヒーのボトル
暗闇に合うくらいの黒で
少しいきり立つ気持ちで
見失う前に
・・・
さっきまで聴いてたラジオ
思い出す呼ばれた名前
今週は呼ばれなかった名前
明日出す葉書で届け
夜への思い届け
それでは、また来週
・・・
夜のあの電波がゆく
それはいつもすぐそばの
多分、それは分からぬふりを
多分、それは電波の嵐で
掻き消された言葉の行間読みとる
そうではないこと
・・・
手には汗滴る
暗闇に映えるくらいの光
少しいきり立つ怒り
見失う前に
自分、見失う前に
・・・
さっきまで聴いていたラジオ
思い出す呼ばれた名前
今週は読まれないだろう名前
このまま夜よ続け
木曜日よ続け
・・・
・・・
騒ぎ声聞こえる
時が近づいて来る
別れを口にする
別れは余韻を残す
・・・
(ジングル)
・・・
さっきまで聴いていたラジオ
思い出す呼ばれた名前
今日も繋がれない世界
何をしようとそれは無理さ
今日も繋がれない世界なら
ただ、声を聴こう
笑い話を聴こう
また、向こうへ行こう
それはかつての繋がり
または新たな繋がり
有楽町から電波に乗って
追い越す線路の上
ベランダに出たらそこで
外の空気に触れる
有楽町から電波に乗って
追い越す線路の上
ベランダに出たらそこで
外の空気に触れる
有楽町から電波に乗って
追い越す線路の上
ベランダに出たらそこで
外の空気に触れる
有楽町から電波に乗って
追い越す線路の上
ベランダに出たらそこで
外の空気に触れる
有楽町から電波に乗って
追い越す線路の上
ベランダに出たらそこで
外の空気に触れる
・・・
- 作詞
濱田浩嵩
- 作曲
渡邉諒
koko=tokyo の“電波 / and right now”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
煮えきらない春よ
koko=tokyo
- 2
いつもの嘘で許して
koko=tokyo
- 3
甘い哀愁のフレーム
koko=tokyo
- 4
拝啓、ミス・サントリー二
koko=tokyo
- 5
作法
koko=tokyo
- 6
GIRL BUNGAKU TOKYO
koko=tokyo
- 7
city is (band)
koko=tokyo
- 8
喫茶 / moratorium
koko=tokyo
- ⚫︎
電波 / and right now
koko=tokyo
- 10
新しい文脈
koko=tokyo
「ここは東京である。」
痛いまでの自覚と現実はポップスたりうるか。
オーソドックスなバンドサウンドだけでなく、ビートミュージック、ホーンセクションの導入から過剰なほどのコーラスワークまで、「バンド」の枠を巨視的に捉えてポップスを追求した会心作。
これがkoko=tokyo、初のフルアルバム。
アーティスト情報
koko=tokyo
"音楽が新しい価値観を"と標榜する2016.9.27に結成された三人組バンド。作曲者と作詞者が異なり、膨大な音楽的ルーツを持つ歌詞とルーツに全く囚われないメロディが合わさった新たな違和感を音楽にしている。 メンバーは全員2000年生まれで、 2000年代、2010年代を越え、2020のその先の音楽の新たな視点を模索している。
koko=tokyoの他のリリース
koko=tokyo