どうせ僕なんてのジャケット写真

歌詞

砂の船

茂木祐作

目が醒めたら冷たい壁の向こうには

遠くなる大切な思い出

このまま二人で居られる気がしてたけど

黒い波が僕らを引き裂いた

これ以上近づくことも許されないだろうから

このままさよならさせてね

閉ざされた世界であなたの名前叫んだ

届きそうな言葉を無理して選んでは

青色が奪われた空を見上げてた

あなたを乗せたまま船が沈んでく

港から見た僕の家は小さいでしょうか

この部屋からは海が見えなくて

あなたを見送ることもできない

僕らの重ねた日々は誰にも奪えない

たとえ砂の船のように脆く儚いものだって

閉ざされた世界であなたの名前叫んだ

届きそうな言葉を無理して選んでは

青色が奪われた空を見上げてた

あなたを乗せたまま船は見えなくなった

閉ざされた世界であなたの名前叫んでも

届くことはなかった 涙をこらえ走った

青色が奪われた海の底には

あなたを乗せた砂の船が沈んでた

閉ざされた世界に生きる価値などあるものか

あなたを追いかけて海を彷徨うが

愛した人の骨さえ分からない馬鹿な僕を

許してはくれないか お願いだ お願いだ

変わり果てた姿も愛せると思ってた

あなたを乗せた船は僕を笑ってた

目が醒めたら冷たい壁の向こうには

遠くなる大切な思い出

  • 作詞

    茂木祐作

  • 作曲

    茂木祐作

どうせ僕なんてのジャケット写真

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完全自主制作による1stアルバムは打ち込みと弾き語りの二部構成。
実験性に富んだアンビエントでオルタナティブな作風に仕上がった。

アーティスト情報

  • 茂木祐作

    1997年生まれ。 世界遺産・富岡製糸場を有する町、群馬県富岡市で育つ。 2021年6月に完全自主制作による1stフルアルバムをリリース。

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