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◆呑んだくれビートルズ! 時代ごと笑い飛ばす"古くて新しい"ドリンキング・チーム。
「彼等の魅力はなんといってもヤマダコウヘイのパワフルでセクシーな歌声だよ」
リーゼントのビッグボーイ、大きな耳穴のタトゥー男、髭面ののっぽ、サングラスのモジャモジャ。まるで古い映画から飛び出してきたような風貌の4人は今日もPUBで一杯やっていた。酒の肴はくだらない馬鹿話と何やら面白ろそうなミュージック・ビデオ。聞けば結成当初から創り始めた彼らの楽曲のビデオらしい。THE JIVESのことが気になったのは、そのビデオの音楽が、まるでハンブルク時代のビートルズみたいだったから。「古くて、新しい」そんな不思議な感覚に陥ったのは、彼等がオールド・ロックンロールを心の底から愛し、そのカルチャーに敬意を払い、しっかりと現代の感覚で昇華しているからだろう。ロックンロールバンドなんて聞けば古い音楽を想像しがちだが、THE JIVESは違う。彼らは古いカルチャーを敬愛しながらも、彼ら自身が生きる現代の言葉や情景、物事の捉え方や考え方を作品に確かに盛り込んでいる。そう、彼らは「新しい」のだ。
Vocal/Guitarのヤマダコウヘイのパワフルでセクシーな歌声に特に魅了された僕は、彼らの音や映像をディグしたり、彼らが毎月"下北沢ろくでもない夜"という場所で開催している「THE JIVE NIGHT」というパーティーに演奏を聴きに行ったりした。会場では、ヤマダコウヘイの歌声もさることながら、タカシマイッコウのスティック捌きも、ミヤグニマサトとタカミヤコウスケのMC…というよりおしゃべりも、見落とせなかった。何より最中に幾度となく繰り返される"カンパイ!!"には、ルーズさの中に何か信念のようなものを感じてしまった。
「時代ごと笑い飛ばそう」
自らのことを"ドリンキング・チーム"と呼ぶ彼らは、2017年の4月、高田馬場という地に「THE JIVE BASE」というバーを開店したらしい。僕はこのことが、彼らのSHOWのスタイルにも似ている、なんて思った。"演奏中もそうでないときも楽しませる"って姿勢がSHOWから日常生活にまで幅を広げて、"SHOWの日もそうでない日も楽しませる"っていう風に思えてきて、すっかり愛着が湧いてしまった。"退屈が大嫌い"なんて声を大にして謳ってるだけあって、他人の退屈まで面倒を見るなんて本当に面白い人たちだ。なんでもかんでも時代のせいにする風潮に飽き飽きして、近ごろでは"時代ごと笑い飛ばそう"なんてことまで言っているらしい。テレビやネットで垂れ流しになってるヒットチューンに疲れた、って人たちにはとってもオススメなバンド…いや、コンテンツだと思う。SHOWにもバーにもいつも彼らはいる。是非いちど、彼らのどこかに触れてみてはどうだろう。病みつきになること間違いなし。(29歳 レコードショップオーナー)
THE JIVES (ザ・ジャイヴス)
2014年、東京で結成されたロックンロールバンド。 2015年5月に1stシングル「Sea Night Date」をリリースし、同月から毎月"下北沢ろくでもない夜"にて「THE JIVE NIGHT」というパーティーを開催するようになる。同年9月、10万人の動員を誇る台湾最大級の音楽フェス「Rock in Taichung 2015」に出演。 無名ながら、会場の熱気と人が人を呼び約1000人のオーディエンスが集まる大盛況を見せる。翌年2016年6月には1st E.P.「Hey,Fish!」をリリース。 同年7月、2度目となる海外フェス「WAKE UP FESTIVAL 2016」に出演。 その後8月、初となる国内フェス「SUMMER SONIC 2016」にも新人枠として"GREEN FIELD"へ大抜擢。 また同年12月には香港にて開催された「Hong Kong Asia Pacific Youth Band Sound Competition」 にて最優秀バンド賞を受賞。 同コンペティションでVo/Gu ヤマダコウヘイが最優秀シンガー賞を、Drs/Vo タカシマイッコウが最優秀ドラマー賞を受賞し、海外でも高い評価を受ける。2017年4月にはメンバー4人で高田馬場に「THE JIVE BASE」というバーをオープン。結成当初から企てていた、たまり場を創設する。同年6月、オールディーズをベースに現代の感覚をふんだんに盛り込む事を意識して制作した待望の1stアルバム「Fingernize」をリリース。今後の動きに更に注目が集まるドリンキング・チーム。
THE JIVES (ザ・ジャイヴス) 2014年、東京で結成されたロックンロールバンド。 2015年5月に1stシングル『Sea Night Date』をリリースし、同月から毎月”下北沢ろくでもない夜”にて「THE JIVE NIGHT」というパーティーを開催するようになる。同年9月、10万人の動員を誇る台湾最大級の音楽フェス「Rock in Taichung 2015」に出演。 無名ながら、会場の熱気と人が人を呼び約1000人のオーディエンスが集まる大盛況を見せる。 翌年2016年6月には1st E.P.『Hey,Fish!』をリリース。 同年7月、2度目となる海外フェス「WAKE UP FESTIVAL 2016」に出演。 その後8月、初となる国内フェス「SUMMER SONIC 2016」にも新人枠として”GREEN FIELD”へ大抜擢。 また同年12月には香港にて開催された「Hong Kong Asia Pacific Youth Band Sound Competition」 にて最優秀バンド賞を、Vo./Gu. ヤマダコウヘイが最優秀シンガー賞を受賞するなど海外でも高い評価を受ける。 2017年6月には敬愛するオールディーズミュージックをベースに現代の感覚をふんだんに盛り込んだ待望の1stアルバム『Fingernize』をリリース。同年、7月には台湾で開催された「WAKE UP FESTIVAL 2017」「Asia Series 2017」にも出演。台湾最大級の音楽フェスにて、最終日の眠月ステージのトリを務めるなど、3年連続となる海外ツアーも大盛況の内に終える。 2018年3月に四部作リリースを発表。それに伴い4連続のクラウドファンディング企画開催も発表され、第1番のクラウドファンディング企画を同年4月に行う。見事成功をおさめ、同年6月20日、四部作第1弾EP『CLAP CLUB』をリリース。「CLAP」をテーマに制作された全7曲は、60sリヴァプールを彷彿とさせるビートの上に、バンドが生きる現代の感覚が乗せられた。バンドキャリア初となるリリースツアー(6/20~8/25)も敢行し、関東近郊・大阪・名古屋など各地での熱演が話題を呼ぶ。 2018年9月には2回目となるクラウドファンディング企画も過去最高の結果を生み、四部作第2弾EP『UNSTOP STOMP』リリース決定。同年10月24日、「STOMP」がテーマの全8曲をリリースした。マージビート由来の軽妙なリズムとVo./Gu. ヤマダコウヘイが紡ぐメロディは、バンドが今後歩んでいく道の幅を広げ周囲を驚かせた。TOWER RECORD新宿店やピヴォ札幌店の店頭で視聴機展開されるなど、注目度の高さもうかがえる。2度目のリリースツアー「#ストストツアー」はキャリア初のワンマンショウで締めくくられ、チケットはソールドアウト。大盛況で幕を閉じる。 2019年、四部作第3弾EP『She Heard Out Usual Troubles』をリリース。「SHOUT」をテーマにした作品を産み出すために、バンドはワンマンショウ後メンバーそれぞれの本音や内面、自身の"やりたいこと"と深く深く向き合った。それを経て完成されたEPは間違いなくバンドの転機を表すものをなった。「THE JIVESがしたい」ひねり出し出会った至極当然な唯一解 を示し、イメージした景色をむかえにいくためバンドはまた動き出した。 同年12月、#シャウトツアーのリリースツアーファイナルとしてYellow Studsとのツーマンショウを渋谷Star Loungeで開催。終演間際にヤマダコウヘイの口から伝えられたのは、まさかの新作のリリース。一切の事前告知なしで四部作第4弾Album『Audrey』をゲリラリリースし、四部作企画を締めくくる「四部作完結ワンマンショウ」を開催。 2021年12月、結成メンバーの脱退を経た新体制で制作された5th EP『STABLE』をリリース。
THE JIVE RECORDS