kai Front Cover

Lyric

bikkurisuru jamaica

Yuma Nakamura

びっくりするじゃねえか

そう今になって一体

行ってみてえジャマイカ

あの気持ちがここに

19歳になった

ニューヨークから届いた本の

帯に書いてあった

世界一周しちゃえば?

頭カチ割れた

脳味噌心地良く揺れた

強い風が吹いた

目一杯背中に受けた

びっくりするじゃねえか

もう今になって一体

行ってみてえジャマイカ

あの気持ちはどこに

初海外21

11月タイカンボジア

インドは夢と消えた

バングラデシュ手前で帰った

味噌汁が旨かった

何よりも言葉が通じた

日本語で言い放った

この国で働くと決めた

37になったが置いて来た気はしてるインディア

マチュピチュもそうやった

いつの間にやら種を撒いていた

真っ直ぐに育った

常に明るい方へと向かった

曲げられても育った

常に明るい方へと向かった

  • Lyricist

    Yuma Nakamura

  • Composer

    Yuma Nakamura

kai Front Cover

Listen to bikkurisuru jamaica by Yuma Nakamura

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  • 1

    jinsei no uta

    Yuma Nakamura

  • 2

    guitar

    Yuma Nakamura

  • 3

    ikiteiru towa

    Yuma Nakamura

  • ⚫︎

    bikkurisuru jamaica

    Yuma Nakamura

  • 5

    seiji ga kareta

    Yuma Nakamura

  • 6

    nanika shitainyaro

    Yuma Nakamura

  • 7

    hiwotsukeru

    Yuma Nakamura

  • 8

    aru (ver.1)

    Yuma Nakamura

  • 9

    aru (ver.2)

    Yuma Nakamura

  • 10

    umi

    Yuma Nakamura

  • 11

    eeyorueehoue

    Yuma Nakamura

  • 12

    dokokatookunosaunaniwa

    Yuma Nakamura

これは生きている仲間へ、仕事とは違った、ある遊び方の提示である。
「人のためにもならず、学問の進歩に役立つわけでもなく、真実をきわめることもなく、記録を作るためのものでもなく、血湧き肉躍る冒険活劇でもなく、まるで何の意味もなく、誰にでも可能で、しかし、およそ酔狂な奴でなくてはしそうにないことを、やりたかったのだ。」
沢木耕太郎の深夜特急に記された一文を読んだ19歳の俺は、37歳になった今もそのスタンスこそ遊び方の最高峰だと考えている。

生まれ故郷の伊勢志摩の奥の方、家族や仲間と日々を暮らす副業禁止、安定志向の地方公務員が、どのように遊び、何を示すのか。
仕事柄、「家が火事になったら、何を持ち出す?」と妻に問うたところ、「ギター」ということであったので、我が家の家宝はこのギターとなり、これさえあれば家族の心に光が差し、なんとかなるかもしれないと思い至った。
興味を持った様々なことを、ある程度頑張らなければ楽しめないぐらいはやってきた。
一人旅では早朝のカオサンロードで目を覚まし、スケボーではB7 EAST SHOPのナイアガラからドロップイン、素潜りでは波に流されぬようアラメを強く握り、弾き語りではたった一人ステージに立ち、自作の歌を歌っている。
誰にでも可能で、しかし、およそ酔狂な奴でなくてはしそうにない。
大人もそれぐらいは、遊べよと思っている。
志摩に生きている大人達が、楽しく遊んでいる姿を見せずして、どのように子供達がこの志摩で生きていきたいと考えるのだろう。

今、自分の歌が音源になっている。

大好きな仲間達の最高の遊びと仕事に触れて、新たな家宝が出来上がり、仲間の娘が俺の歌を口ずさんでいた。
いつの間にか蒔いた種は、真っ直ぐに育ち、常に明るい方へと向かっている。

皆それぞれの舟に乗り、オールを持っている。

Artist Profile

CAKRADINOMIX

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