

やらかして遊びたい扉をノックしたい自分
そればっか考えてしまってもう勝った気分
味わいたい良いとこだけもう穫ってしまった分
確かめろそれが目的なんやろ
調子が良いことばっか言ってるマスコットキャラクター
上司は良いななんて言ってる馬鹿砕け散れよ
もう終いやと思った時に出てくる言葉を
信じて今日を駆け抜けていけよ
何かしたいんやろ
何がしたいんだよ
1、2、3個はいつでも出てくるやりたいことが
道に咲いてる花にも自らやりたいことが
光浴びCO2+水から生まれる酸素が
最初からずっと俺を生かしてる
興味がないなぁとか言っても旅に出てみろよ
珈琲は良いなって言わすからキャンプ来てみろよ
オーリーはいいわなんて言わずにプッシュしてみてよ
遊べよ命を
仕事じゃねえんやぞ
何かしたいんやろ
何がしたいんだよ
ノー出来んやれんマイチャイ無理はざんあかんそりゃ難しいって
否定を口にするの簡単で
イェーいけるやれるなんつって
グッデンマイペンライに生きるのさ
そら笑えや俺の歌を
ヤーマン歌えや応援の歌を
変わらないもの生みたいよ
สิบปากว่าไม่เท่าตาเห็น
やらかせよ
- 作詞者
中村悠真
- 作曲者
中村悠真

中村悠真 の“何かしたいんやろ”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- 1
人生の歌
中村悠真
- 2
ギター
中村悠真
- 3
生きているとは
中村悠真
- 4
びっくりするジャマイカ
中村悠真
- 5
セージが枯れた
中村悠真
- ⚫︎
何かしたいんやろ
中村悠真
- 7
火をつける
中村悠真
- 8
ある (ver.1)
中村悠真
- 9
ある (ver.2)
中村悠真
- 10
海
中村悠真
- 11
ええ夜ええ方へ
中村悠真
- 12
どこか遠くのサウナには
中村悠真
これは生きている仲間へ、仕事とは違った、ある遊び方の提示である。
「人のためにもならず、学問の進歩に役立つわけでもなく、真実をきわめることもなく、記録を作るためのものでもなく、血湧き肉躍る冒険活劇でもなく、まるで何の意味もなく、誰にでも可能で、しかし、およそ酔狂な奴でなくてはしそうにないことを、やりたかったのだ。」
沢木耕太郎の深夜特急に記された一文を読んだ19歳の俺は、37歳になった今もそのスタンスこそ遊び方の最高峰だと考えている。
生まれ故郷の伊勢志摩の奥の方、家族や仲間と日々を暮らす副業禁止、安定志向の地方公務員が、どのように遊び、何を示すのか。
仕事柄、「家が火事になったら、何を持ち出す?」と妻に問うたところ、「ギター」ということであったので、我が家の家宝はこのギターとなり、これさえあれば家族の心に光が差し、なんとかなるかもしれないと思い至った。
興味を持った様々なことを、ある程度頑張らなければ楽しめないぐらいはやってきた。
一人旅では早朝のカオサンロードで目を覚まし、スケボーではB7 EAST SHOPのナイアガラからドロップイン、素潜りでは波に流されぬようアラメを強く握り、弾き語りではたった一人ステージに立ち、自作の歌を歌っている。
誰にでも可能で、しかし、およそ酔狂な奴でなくてはしそうにない。
大人もそれぐらいは、遊べよと思っている。
志摩に生きている大人達が、楽しく遊んでいる姿を見せずして、どのように子供達がこの志摩で生きていきたいと考えるのだろう。
今、自分の歌が音源になっている。
大好きな仲間達の最高の遊びと仕事に触れて、新たな家宝が出来上がり、仲間の娘が俺の歌を口ずさんでいた。
いつの間にか蒔いた種は、真っ直ぐに育ち、常に明るい方へと向かっている。
皆それぞれの舟に乗り、オールを持っている。