Dusk and the Painter's Girl Front Cover

Lyric

Dusk and the Painter's Girl

siqi_

やっと終わりの鐘がなった

放課後逃げるように校舎を出る

ノートの隅に描かれた絵が

風にめくられる

灰になって崩れるように

私の景色も言葉も

誰かの空音のようで

馬鹿みたいだ

明日に沈む

茜の夕陽をこのまま

描き出したいよ

心震うままに染め抜いて

私だけの「いま」になって

零れ落ちぬように

掬うそれが色になった

言葉絡うから見失って

「なにか」を探し惑った

ありふれていいから

いずれ全て溶け合うんだ

そっと混ぜるように

そっと撫でるように

そっと揺れるように

ひらひら夜に落ちる

もっと我儘になれたなら

誰のためじゃない優しさを

何度も描いて塗り重ねた

嘘を眺めている

置いたまま乾いた筆も

色も心も垂らした雫でまた潤わせて

描き途中だ私だけの

まだ見ぬ景色を

言葉を物語を

誰かの言葉が傷になって

私だけ「独り」になった

笑われていいから

自分の目を瞑らないで

誰か殺すつもりで描いた

身を任せ描き殴った

でも別に良いのさ

多分それは綺麗だから

もっと冷めるように

もっと沈むように

もっと染まるように

ふらふら夜が堕ちる

巻き戻した崩れぬように

私の景色を言葉を物語を

心震うままに染め抜いて

私だけの「いま」になって

零れ落ちぬように

掬うそれが色になって

言葉絡うから見失って

「なにか」を探し惑って、、

心震うままに染め抜いて

私だけの「いま」になって

そのままでいいから

ありのままが綺麗だから

茜の夕焼けを見送って

私は描き始めた

このままでいいから

やがて全て溶け合うんだ

ずっと泣かぬように

ずっと消えぬように

ずっと浮かぶように

ゆらゆら夜は流る

ゆらゆら夜が明ける

私は今日も絵を描く

  • Lyricist

    siqi_

  • Composer

    siqi_

Dusk and the Painter's Girl Front Cover

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    siqi_

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