灰薔薇の夜会のジャケット写真

歌詞

古塔の聖餐

Story Sound-notes

砕けたステンド 青の破片

靴底で鳴る 小さな海

乾いた祈りを 舌でほどき

蜜ではなくて 影を飲み干す

古塔は覚えてる 私の脈を

鐘の余韻で 数え直す

聖餐は今夜で最後 光はいらない

オルガンの低音 胸で揺らして

罪でも祝福でもいい 同じ赤だわ

あなたの名前で 喉を満たす

錆びた説話の 欄外余白

欠けた注釈に 牙を隠す

“救い”の綴りを ひとつ飛ばして

“口づけ”に似た 句点を打とう

杯を合わせる 影と影とが

音も立てずに 燃える合図

聖餐は今夜で最後 光はいらない

合唱は遠くで 黙って見守る

罪でも祝福でもいい 同じ赤だわ

あなたの呼吸で 胸が満ちる

いま 青い破片が 星座になる

誰も知らない ふたりの典礼

聖餐は今夜で最後 闇を受け入れ

低いパイプが 道を照らす

罪でも祝福でもいい 同じ赤だわ

“私たち”という 聖名で飲もう

鐘は一度だけ やさしく揺れる

  • 作詞者

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  • 作曲者

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  • プロデューサー

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  • その他の楽器

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