音戯噺のジャケット写真

歌詞

Datura

ヨル

ただ過ぎてく時間と 闇に染まった虚ろな瞳

不意に溢れた溜め息だけが 空しく消えてく

終止符のない退屈と 揺れ動く時間の狭間

酸化してゆく記憶が、しつこい錆となる

荒んだ瞳に映り込む 穢れた世界の色

鏡の裏で戯ける 白い影が揺れて罅ぜる

感覚を惑わす 強い薬吞み干して

苦しみを溶かして 快楽に堕ちてく

浅い傷を舐め合う真似を繰り返し

熟れ過ぎた果実は 朽ち果てるだけ

あの日侵した爪痕は 深く刻まれていた

夜の帳に諍う 君はどんな声で啼くの?

感覚を惑わす強い薬吞み干して

苦しみを溶かして 快楽に堕ちてく

浅い傷を舐め合う真似を繰り返し

熟れ過ぎた果実は 朽ち果てるだけ

憂の月夜、満ちてく最期の戯れを

泡沫に消えてゆく 夜の闇に隠して

  • 作詞者

    may

  • 作曲者

    may

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「変わりたいと祈り、叶わないことを願った」

メランコリックロックバンド『ヨル』の1st ミニアルバム。
生きづらい世界で『哀』を唄う物語。

アーティスト情報

  • ヨル

    『世界はただ、憂鬱だ』 音と映像で紡ぐ、“感情の共有と共鳴” メランコリックロックバンド『ヨル』 東京で結成された4人組ロックバンド。 喪失と祈りの狭間を漂う歌詞と、緻密に紡がれたエモーショナルなサウンドが、消えゆくものの残響と、その中に息づく感情を描く。 ライブでは音楽と映像を同期させることで、より深い感情世界を創り出している。

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