Lyric

雨が降りやまない街で、私は、何やらよくわからない仕事をしてる。

変な規則にしばられて、成果に追われてる。

雨に煙る巨大なビルの群れを見上げている。

いったい、この街は何という名の街なのだろう。

長い長い夢を見てた。

私の頭の中では、私に似た主人公が、幻想の街で幻想の仕事に没頭してた。

雨が降りやまない街で、私は、多くの人の意見を調整してる。

なぜか、次々と曲者が意見を述べていく。

雨の音にいさかいの罵声が消えていく。

でも、この人たちは何を叫んでいるのだろうか。

長い長い夢を見てた。

私の頭の中では、私に似た主人公が、幻想の街で幻想の気配りに苦心していた。

雨が降りやまない街で、私は、道に迷いアチコチをさまよっている。

行ったり来たり、上がったり下がったりしている。

雨のせいでスマホが圏外になり役に立たない。

本当は、私はどこへ行こうとしているのだろ。

長い長い夢を見てた。

私の頭の中では、私に似た主人公が、幻想の街で幻想の行き先探していたよ。

雨が降りやまない街で、私に、なれそめの覚えがない恋人がいた。

奇妙な理由で、ふたりには別れが訪れる。

目の前からその人がフッと消えた。雨が降ってる。

いったい、あの人はどこの何者だったのだろう。

長い長い夢を見てた。

私の頭の中では、私に似た主人公が、幻想の街で幻想の恋人思い出してた。

目覚めたら、私はいつものベットに横たわっていた。

私は何もしなかった。私に何も起きなかった。

外では雨が降っている。

少し　涙が出ていた。

これも夢なの？