

さよならのあとに
静けさだけが 残っていた
読みかけのままの本に
あなたの指の気配がある
閉め忘れたカーテンから
春の光が こぼれていた
あの日ふたりで選んだ
マグカップは欠けたままで
何ひとつ変わらない部屋が
あなたの不在だけを映す
忘れることが
やさしさなら
どうしてこんなに
胸はあたたかいまま
最後のぬくもりを まだ抱いている
ほどけた指先を 季節がさらっても
会えないことより 苦しいのは
あなたが今も きれいなこと
愛していたことを 消せないままで
わたしは静かに 明日を生きてゆく
泣きたいくらいに やさしいままで
あなたはずっと 胸にいる
人は少しずつみんな
思い出に変わるというけど
夕暮れの駅のホームで
あなたは今も 振り向いている
ひとりで飲むコーヒーにも
慣れてしまえばいいのにね
何気ない癖や笑い声が
暮らしの隅で 息をしている
戻れないから
美しいもの
そんな言葉で
片づけられない夜がある
最後のぬくもりを まだ抱いている
触れられない日々を 両手で包むように
さみしいことより 痛いのは
あなたをちゃんと 幸せにしたかった
愛していたことを 恥じないままで
わたしは静かに 朝を迎えてゆく
涙のあとにも 消えないものが
ほんとの愛と 知ってしまった
もしもどこかで
あなたが笑っているなら
それだけでいいと
言えたらよかった
けれどほんとはまだ
名前を呼びたくて
春の風にさえ
立ち止まってしまう
最後のぬくもりを まだ抱いている
帰れない時間を ひとりで越えながら
失くしたものほど 美しく
心の奥で 光り続ける
愛していたことが わたしを生かしてる
あなたと過ごした すべての季節が
さよならのあとも 終わらないまま
やさしく胸を あたためてる
さよならのあとに
春だけが 先に進んでいた
- 作詞者
SMIRE
- 作曲者
SMIRE
- プロデューサー
SMIRE
- ボーカル
SMIRE

SMIRE の“最後のぬくもり”を
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- ⚫︎
最後のぬくもり
SMIRE
新曲「最後のぬくもり」は、もう戻れないとわかっているのに、心のどこかでずっと抱きしめてしまう“忘れられない人”への想いを歌った一曲です。
恋が終わったあとに本当に残るものは、言葉よりも、ふとした温度や気配、何気ない景色の中に染みついた記憶なのかもしれません。
この曲では、そうした“触れられないのに消えないもの”を、できるだけ静かに、でも深く描きたいと思いました。
ただ悲しいだけの失恋の歌ではなくて、愛していた時間そのものが、今の自分を支えてくれていること。
そして、忘れられないことさえも、ひとつのやさしさとして抱きしめて生きていけたら――そんな願いを込めています。
誰かを大切に想ったことがある人の心に、そっと寄り添える曲になれたら嬉しいです。
聴き終えたあとに、静かな余韻が長く残るような一曲として届いてくれたらと思っています。
アーティスト情報
SMIRE
こんにちは、すみれです!私は「世界中に笑顔とハッピーをお届けしたい」――その一心で、日々活動しています。音楽には、人の心を温めたり、励ましたり、時にはそっと寄り添ったりする不思議な力があると思っています。だからこそ、私の音楽を通して、みんなの心が少しでも明るくなったり、元気になれたりするように、心を込めて一曲一曲を届けています。 毎朝、TikTokにて新しい楽曲をリリースしています。日々の暮らしの中で、ちょっとした癒しになったり、背中を押す存在になったりするような曲をお届けしたいと思っています。特に好評だった楽曲はフルバージョンとして厳選し、より深く楽しんでもらえるようにしています。音楽を通して、みんなと心がつながる瞬間が、私にとって何よりの幸せです。 私の歌を聴いて、ちょっとでも「今日も頑張ろう」って思ってもらえたり、「なんだかほっとするな」と感じてもらえたりしたら、それが私の一番の願いです。どんな日も、音楽がそっと寄り添い、あなたの心を温かく包み込めるように。 これからも、たくさんの笑顔とハッピーを届けられるように頑張ります!ぜひ、私の音楽を聴いて、一緒に楽しい時間を過ごしてもらえたら嬉しいです。いつも応援してくれるみんなに感謝を込めて。ありがとう!
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