稼いだお金は私には多すぎるから
少しなら貴方が使ってもいいよ
でも少しだけね
1Kの換気扇の下
煙草を吸っている貴方
なんとなくお母さんには
貴方がいること言えないの
新台が入るとき以外は
私が先に起きてて
朝ごはんにラップして家を出る
ある日長い髪を切って
バイトの面接に行った
2ヶ月続いたTSUTAYAは
行きにくいとこになったみたい
新台が入るとき以外は
私が先に起きてて
朝ごはんにラップして家を出る
稼いだお金は私には多すぎるから
少しなら貴方が使ってもいいよ
でも少しだけね
- Lyricist
MikiMizunoya
- Composer
MikiMizunoya
Listen to She has a kept man by MikiMizunoya
Streaming / Download
- 1
Gum
MikiMizunoya
- 2
Ride on Suihanki
MikiMizunoya
- 3
September 30
MikiMizunoya
- 4
Leader Boy
MikiMizunoya
- ⚫︎
She has a kept man
MikiMizunoya
おもに'弾いてもらい語り'スタイルで都内を中心に活動するシンガーソングライター、水野谷みきの5曲入りのアルバム。
発売日の2017年9月8日は25歳の誕生日でもあり、20代後半になるこれを機に「みーやん」から水野谷みきに改名する。
よって本作「夏休みの宿題」は水野谷みき名義としてはファーストアルバムとなる。
水野谷は作詞、作曲、歌唱、鍵盤ハーモニカを担当し、伴奏は前作に引き続き、山﨑星慈がギター、ギタレレを担当。
「えんぴつがかっこ悪いって誰が決めたの ドッヂボールでチームを決める男の子が決めたの(リーダーの男の子)」「稼いだお金は 私には多すぎるから 少しならあなたが使ってもいいよ でも少しだけね(ひもつきのうた)」など、
身近な日常と独特の視点がまざる歌詞と、一度聞けば歌えるようなキャッチーなメロディと、どこかあどけない歌声とがからみあって、そこはかとない懐かしさとせつなさを感じさせながら、聴く人の心に優しくしみいる。
不思議なノスタルジーを感じる一作。
CD付属の文集はリスニングCD付きの英語の教科書のようになっており、水野谷がこのアルバムのタイトル「夏休みの宿題」を題材に書き下ろした物語やエッセイ、詩などが盛り込まれた文集になっている。
プールサイドの思い出が描かれたエッセイ「プールサイド」に始まり、「桃」や「誰か私を焼き鳥にして」など、未発表の詩も掲載している。
録音・編集 川原創太
作詞作曲 水野谷みき(みーやん)
歌唱 水野谷みき
ギター 山﨑星慈
ギタレレ 山﨑星慈(2,4曲目)
鍵盤ハーモニカ 水野谷みき(1,3,4曲目)
発行・著者 水野谷みき
デザイン 坂本琴絵
制作協力・流通 そわそわRECORDS