飛び降りのジャケット写真

歌詞

独白 (1分11秒) [feat. せっきた]

S.KT.

分からなかった。

命を簡単に投げ捨てる感覚なんて。

でもいつしか、みんながいるのに

一人のように感じてしまっていた。

やり残したことだってある。

誰かが悲しむことだって分かる。

意味なんてないことも。

なのにふっと思い立ってしまった。

自分を知っているはずの自分ですら

相手に自分を伝えることさえできなかった。

わかってもらおうなんておこがましいけれど

少し優しくして欲しかった。

涙を受け止めて欲しかった。

悲しいはずの自分が思ったより健康で

病気にもならなかった。

何が現実かわからなくなって

寝ることもできなくなっていたのに。

自分という狭い世界のことは

誰に伝えても仕方がないことだ。

だから僕は、今ここに立っている。

ごめんなさい、ごめんなさいと

普段なら泣き崩れていたはずの

自分がやけに清々しく

行き先を見下ろしていた。

最期の時を自分から迎えるのは

怖いことだって思ってた。

どうして何も感じないんだろう。

あの曲を聴いては何度も踏みとどまった足を

ゆっくり、一歩ずつ。

虚空に進めていった。

…ごめんなさい。

  • 作詞者

    S.KT.

  • 作曲者

    S.KT.

  • プロデューサー

    S.KT.

  • ボーカル

    せっきた

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    独白 (1分11秒) [feat. せっきた]

    S.KT.

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    飛び降り (feat. 巡音ルカ)

    S.KT.

アーティスト情報

  • S.KT.

    S.KT.は、日本の音楽クリエイター。優しげのあるポップな楽曲が持ち味である。 自身の楽曲制作はライフワークとして位置付けており、大まかな方向性の括りとして『Phase』の概念を設けている。設定に合わせたキャラクターを用い、いくつかの名義を使い分けている(配信サービスではS.KT.に統一)。 マイペースな楽曲投稿の中で、2023年10月3日に音声合成ソフトを用いた1stボーカルアルバム『Union』を、12月1日に1stコンセプトアルバム『Road Of Water』を、2024年11月9日に音声合成ソフトを用いた2ndボーカルアルバム『Audience』をデジタルリリースした。現在はPhase3『Schola』に着手しており、より制作の腕を磨こうとしている。 幼少期からあらゆるメディアや周囲の影響を受けたため、さまざまな楽曲を広く浅く聴くようになった。他にもイラストや音声作品、ゲーム、アニメ・特撮、その他メディアミックス作品などの幅広い要素が現在の好きな楽曲のジャンルに影響を与えてきた。 音楽制作には2018年頃から興味を持ち始め、スマートフォン(GarageBand)で制作を開始。個人や身内用に音楽活動を続けてきた。 2020年頃には本格的にパソコンに環境を移行し、基礎的な音楽理論やプラグイン・シンセサイザーの概念を知り、DTM環境の構築を始めた。 そして2023年から、既存曲・新規曲の両方で楽曲投稿を開始。メインストリームであるYouTube・ニコニコ動画・SoundCloudでの活動のほかに、音楽配信サービスでの配信も行なっている。さらに、 今までほとんど触れてこなかったボカロ系に触れ、ボーカル曲の制作に用いるようになった。 活動は単なる楽曲投稿にとどまらず、音楽制作の成果として10分で作曲するチャレンジを実施、その成果物を堂々と公表するなど、音楽活動を通した企画に追随する姿勢を見せている。今後も、コミュニティへの出張などで活躍の場を広げる方法を模索している。

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