いじけ虫。のジャケット写真

歌詞

だったらいいね

Play Of Color

現実逃避はもうやめた

直視してしまえば案外簡単

真っ裸で鏡の前に立って見つめる情け無い私のようなもの

何も怖くないでしょう?

それを受け入れてしまえばあとはどうしたいかだけ

それから目を逸らさずに

心配しないで天国は堕ちてこないの

あなたから向かわない限りは

階段を登ればいいたとえ無様でも

足を止めてしまってもいい

せめて倒れるときは前に転がれるように

論理武装ももうやめた

私は私を守ってるその意味不明な言葉の壁で

けど わたくしは「私」を閉じ込めているのその同じ壁の中に

撃たれることを恐れなければこの暗い部屋からも抜け出せる

眩しい光の洪水の中へ

被害妄想も強がりもやめて

弱さをさらけだして

塗り固めた嘘さえも全部

そしたら最後に残るのは

また笑えるようになった 本当の私

だったらいいね

  • 作詞者

    Play Of Color

  • 作曲者

    Play Of Color

  • プロデューサー

    Play Of Color

  • シンセサイザー

    Play Of Color

いじけ虫。のジャケット写真

Play Of Color の“だったらいいね”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

作詞家「Play Of Color/プレイオブカラー」がプロデュースするボカロスタイルのサマーアルバム『いじけ虫。』が2025年7月に配信リリースされる。

世界に打ちのめされて
ちいさく丸まってる
かわいそうなわたしはいじけ虫。

そんな『いじけ虫。』たちに生きる希望を持ってほしいという願いから作られた本作は、全11曲入りのセルフプロデュースアルバム。

「希望なんてない」
と、すっかりいじけてひねくれてしまった

──そんなあの頃の私と今の私との対話

そのように語りかけるような詞(ことば)が、いじけた心をさらに深く刺してえぐり出すことで傷口に向き合い浄化させ治癒する。

「私は昨日死んでしまって」
と、はじまる2曲目『死ぬはずはなかった』。
そして、「わたしは生きたシカバネですキレイなゾンビです」と完全に開き直って人間であることすらやめてしまった4曲目『キレイなゾンビ』。
そのような死の世界にいた「私」がついに立ち直り10曲目の表題曲『いじけ虫。』では、

打ちのめされたフリももうやめて
(わたしが打ちのめしたかもしれない)
あの人のココロを救いに行かなきゃいけないんだ
守るべきわたしなんていなかったんだから
どこにも

──という生(せい)の世界への復活をとげる

「私」。この私とはもちろんこの世界のどこかで世界に打ちのめされてしまったあなたのことでありそこからまた立ち上がってこの現実世界に立ち向かっていくあなたという「私」である。

『いじけ虫。』を追い出したいすべての『いじけ虫。』たちへこの愛を贈ります。

"