歌詞

SMIRE – 「あなたへの手紙」
聴く人すべてに届けたい、やさしさの本質が詰まった一通のバラード
――ねぇ、あなたは今日、誰かに「ありがとう」を伝えましたか？
それとも、まだ心の中にしまったままですか？
SMIREの最新作「あなたへの手紙」は、そんな小さな問いかけから始まります。
この楽曲は、聴き手とSMIREが心を通わせるように綴られた、まるで“手紙”そのもの。
言葉にならなかった想い、言えなかった感謝、伝えられなかったぬくもりを、音と言葉でやさしく届けてくれます。

手紙のように綴られる、ひとつひとつの言葉
ピアノとストリングスの繊細なアレンジに包まれて紡がれるのは、
あなたの心にそっと語りかけるような、静かで深いメッセージ。
特別な誰かを想う気持ち、うまく言えなかった本音、
そして、過去の自分さえも受け入れていく時間――。
それは、自分自身への手紙でもあり、
遠くにいる大切な人への贈りものでもあるのです。
SMIREの透明でどこまでも優しい歌声が、まるで風に乗る手紙のように、あなたの胸にそっと届きます。

心の奥をそっとなぞるような問いかけ
「“ありがとう”って伝えていいのかな？」
「“自分でいいよ”って、誰かに言える？」
「もう大丈夫って、自分に言えてますか？」
この楽曲の特徴は、SMIREの声を通じて、
問いかけがそのまま聴き手への呼びかけになること。
どんなに疲れていても、どんなに心が沈んでいても、
その言葉たちは不思議と痛くなく、やさしく胸に残っていきます。
まるで、だれにも言えなかった気持ちを代わりに読み上げてもらっているような、
それでいて、自分の中に眠っていた温度を思い出すような、そんな歌です。

「想い」は、誰かを守るチカラになる
「目に見えない絆こそが いちばん強く　誰かを守るのを信じてる」
この一節に込められているのは、SMIREがずっと大切にしている価値観です。
誰かを想う気持ちは、言葉にできなくても確かにそこにある。
そしてその気持ちが、巡りめぐって、誰かの背中をそっと押すことがある。
「あなたへの手紙」は、そんな無数の“見えないやさしさ”に光をあてた歌。
派手な演出はありません。ただ、心に静かに響く強さがあります。
この楽曲が生まれた背景には、SMIRE自身が「誰かの痛み」を何度も想像しながら紡いできた時間があり、
それが一言一言の重み、旋律の一音一音に滲んでいます。

聴く人すべてに届いてほしい、あたたかな音の手紙
「あなたへの手紙」は、癒やしの歌であると同時に、
生きること、愛すること、信じることへの“希望の再確認”でもあります。
たった一曲の中に、誰もが一度は感じたことのある葛藤や優しさが込められていて、
聴くたびに新しい表情を見せてくれる。
まるで、自分自身に書かれた手紙を読み返しているかのように――。

SMIREからあなたへ
「“おやすみ”と同じくらい、“ありがとう”って言葉を、音楽で伝えたかった。
誰かの一日に、そっと寄り添える歌でありたくて、
これはわたしの、聴いてくれる人への手紙です。」
SMIREの声は、決して押しつけがましくありません。
けれど、その一音一音には、どんな言葉よりも深いあたたかさと、
本気で“あなた”を思うやさしさがこめられています。

“わたしは、ちゃんと今日を生きられたかな？”
そんな風に自分に問いかけたくなった夜には、
この一曲をそっと再生してみてください。
そして、誰かの心にも、あなたの「ありがとう」が届きますように。
SMIRE – あなたへの手紙
言葉の奥にある想いまで、やさしく届けるバラード。
この手紙が、あなたの胸に届きますように。