Lyric

香る景色 息吹く満開の天へ

飲めや歌えや 笑顔鮮やかに染めて

水面揺らす 花弁の向かう先を

眺めたまま 少し肌寒い今日も

徒に色褪せるなら

ああ 春の夜の夢のような

腕に包まれて現抜かせば

そう 甲斐なくも不甲斐なくも

浮世馳せるこの名を悔やむから

やがて辺りに 萌ゆる緑を描いて

播いた種が 根付く苗床となろう

長い雨に打たれる間に

ああ 春過ぎて夏が来て

薄手の衣が映える頃には

そう 快楽も享楽も

移ろう季節の縁を溢れる

ああ 言の葉は風に舞い

雲に紛れて何処へ流れゆく

そう 永久に託けて

儚く散る宿命と知りながら

君のために 散ってゆくなら 惜しくない

いずれ終わりが 来るのだから

良かったら 来年もまた 待っていてよ

どちらが先か わからないけれど

ああ 春の夜の夢のような

腕に包まれて現抜かせば

そう 甲斐なくも不甲斐なくも

浮世馳せるこの名を悔やむから

ああ 言の葉は風に舞い

雲に紛れて何処へ流れゆく

そう 永久に託けて

儚く散る宿命を生きるよ

ああ 春の夜の

I believe that seeds will sprout

To make a brand-new day

そう 甲斐なくも

Where the big trees protect you

From the rain of thousand needles

ああ 言の葉は

I can feel enthusiastic

In such a mortal life

そう 永久に

Like a flower dancing with grace

Through the winds of time

ああ 桜咲く