影祝夜

三味線が駆け抜け、和太鼓が大地を震わせ、エレキギターが影を切り裂く──
忍の音楽集団 朧音衆 が放つ最新作は、
“隠れキリシタン” を題材にした、かつてない和楽器ハードロック。

ボーカルを務めるのは、影を纏い風を裂く くノ一。
江戸の闇に消えていった者たちの祈り、恐れ、希望……
そのすべてを、鋭くも美しい歌声で描き上げる。

軽快に走る三味線の撥音と、疾走感あふれるギターワーク。
胸の奥を揺さぶる重厚なリズム隊。
伝統とロックが激しくぶつかり合い、
“語られなかった物語” がいま、音として蘇る。

闇に隠され、声すら許されなかった祈りは、
時を越えて、音となり、光となる。

朧音衆が贈る新たな和ロックの境地。
あなたの心に静かに、そして力強く灯りをともす一曲です。