Lyric

[Verse 1]

天下泰平 260年

徳川の世のシステムは

幕府と藩がタッグを組んだ

そう「幕藩体制」って言うんだ

武家諸法度で大名を縛り

士農工商 身分は固定

[Pre-Chorus]

窓は一つだけ開けておこう

長崎出島 オランダと清

キリスト教は禁止したけど

世界の知識（蘭学）は欲しかった

これが「鎖国」の本当の姿

[Chorus]

主役は武士から町人へ

「化政文化」の華が咲く

粋な江戸っ子が楽しんだ

浮世絵、洒落本、歌舞伎の彩り

[Verse 2]

大名は江戸と国元を行き来する

一年ごとに「参勤交代」

妻子はずっと江戸に人質

莫大な出費で力は削がれた

[Pre-Chorus]

平和な時代に経済は育ち

江戸・大坂・京都「三都」が賑わう

朱子学、国学、蘭学も花開いた

寺子屋で庶民も読み書きを学ぶ

[Chorus]

主役は武士から町人へ

「化政文化」の華が咲く

粋な江戸っ子が楽しんだ

浮世絵、洒落本、歌舞伎の彩り

[Bridge]

元禄文化は上方が中心（近松、西鶴、芭蕉）

化政文化は江戸がステージ（北斎、広重、一九）

時代のビートに乗って文化は変わる

泰平の世が生んだ日本のオリジナル

[Outro]

町人のパワー

花開いていく

黒船が来る

物語は続く