

宵の風に 灯りがほどけて
四条の空が 少し近くなる
人の波は 笑い声を運び
祭の熱を やさしく揺らしてる
見上げた先 月のしるしが立つ
まぶしいのに 騒がしくはなくて
この町ごと 祈るような顔で
静かなまま 夏を照らしてる
にぎわいの中で
ちゃんと聞こえた
小さな声で 交わしたことば
月鉾の下で 約束をしよう
はなやぐ夜にも 消えないように
人の人生を だいじにするように
あなたと明日を ていねいに結ぶ
祭の熱気と 月の気品が
ふたりの心を そっと整える
にぎやかな夏に 流されぬよう
ここで約束を 形にしたい
お囃子の音 遠く近くめぐり
胸の奥まで 夏が鳴っている
晴れの日には 言葉だけじゃなくて
願いそのもの 姿を持つのだと
うれしいこと それだけじゃなくても
これから先に いろんな日が来ても
見上げるたび 思い出せるような
やわらかな強さ 今夜、受け取りたい
きらめく街にも
浮かれすぎずに
たいせつなこと なくさないように
月鉾の下で 約束をしよう
夏のまんなかに しるしを置いて
ひとりで生きる 昨日までよりも
ふたりの明日を 大事に思える
祭の熱気に 背中を押され
月の静けさに 心をあずける
にぎやかな夜に 守られながら
ここで約束を 形にしたい
宵の空には 三日月の気配
歩き出しても 胸に灯るまま
- 作詞者
Haruka Aihana
- 作曲者
Haruka Aihana
- プロデューサー
Aihana
- ボーカル
Aihana

Aihana の“月鉾の約束”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- ⚫︎
月鉾の約束
Aihana
京都・祇園祭の月鉾をモチーフに、祭の熱気の中にある静かな気品と、二人が人生を大切に思いながら交わす約束を描いたアコースティックポップ。宵の灯りや夏の風、お囃子の気配を背景に、にぎやかな夜の中でそっと結ばれる心を歌っています。



