

風がそっと 水面を揺らし
空の色が 滲んでいく
裸足でそっと ふみしめたら
淡い光が ほどけてく
ひとつ ひとつ 指でなぞる
未来はまだ 風の中
青空ゆれる みずかがみ
雲がほどけて 風になる
小さな苗が 光まとい
そっと根を張る 夢の中
茜色が 水に溶けて
山の端に 影がのびる
夜の帳が 降りるころ
星のきらめき 染み渡る
ひとつ ひとつ 指でなぞる
未来はまだ 風の中
星空ゆれる みずかがみ
北斗の光 水に溶けて
小さな苗が 闇の中で
そっと息づく 明日へと
やがて稲穂は 風に揺れて
空とともに 実るでしょう
星空ゆれる みずかがみ
北斗の光 水に溶けて
小さな苗が 闇の中で
そっと息づく 明日へと
水を抱いた この風景に
あなたとともに 流れていく
- 作詞者
葉山リナ
- 作曲者
葉山リナ
- プロデューサー
葉山リナ
- ボーカル
葉山リナ

葉山リナ の“Mizukagami 〜田園風景”を
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- 1
春のうららの広瀬川
葉山リナ
- 2
走れ 泣き虫 弱虫
葉山リナ
- 3
風と 小川と 小径と
葉山リナ
- 4
あしたステグラ前で
葉山リナ
- 5
So Close
葉山リナ
- ⚫︎
Mizukagami 〜田園風景
葉山リナ
- 7
まだ見ぬ朝へ
葉山リナ
- 8
Northern City Serenade
葉山リナ
- 9
祈り
葉山リナ
- 10
夜明けのうた
葉山リナ
夜の始まり、春の風が静かに頬をなでるころ、ふと心に響く水の音。
『春宵水聲』は、そんな繊細な時間の断片を紡いだアルバムです。
芽吹きの気配、別れと再会の記憶、胸の奥で揺れるささやかな想い。
日常の隙間にある静かな詩情を、そっとすくいあげるように──。
葉山リナが歌い上げる、春の宵の物語を、どうぞ耳を澄ませてお聴きください。



