灯篭流しと遠い約束のジャケット写真

歌詞

灯篭流しと遠い約束

RYO

帰るたび少し小さくなる

駅前の古い商店街

「おかえり」と笑う声だけ

あの夏のまま残っていた

川へ続く細い坂道

浴衣の袖を風が抜ける

言えなかった 言葉たちが

胸の お くでほどけてゆく

遠くで鳴る太鼓の音

空には遅い星ひとつ

忘れたわけじゃない

忘れないために ここへ来た

とうろう流しと遠い約束

君の名前を あかりに乗せて

「またここで会おう」なんて

あの日は簡単に言えたのに

流れてゆく小さな光

涙よりも遠くへ行け

会えなくても この夏は

君へ続いている

縁側で飲んだ麦茶の

氷の音が聞こえるようで

大人になった僕たちは

少し上手に笑えるかな

写真の中の若い横顔

何も知らずに手を振ってる

あの頃の僕に言いたい

迷っても ちゃんと歩けると

川の流れは変わらずに

季節だけを運んでゆく

失くしたものばかりを

数えなくていいと 風が言う

とうろう流しと遠い約束

消えそうな灯りを見送って

「忘れないで」と言う代わりに

今日を生きてみせるから

どこかで君も見ているなら

この空を同じように見て

会えなくても この夏は

君へ続いている

帰る場所があること

帰れない人がいること

そのすべてを 抱き しめて

明日へ向かうよ

君がくれた優しさは

川の底には沈まない

胸の中で ともり続ける

消えない夏のように

とうろう流しと遠い約束

何年先も灯りに乗せて

「またここで会おう」じゃなくて

心の中で会いに行くよ

流れてゆけ 小さな光

悲しみまで連れてゆけ

そしていつか この夏を

笑って話せるように

とうろう流しと遠い約束

夜の向こう 朝が待っている

君の分まで 僕は歩く

同じ 空の下で

Ah…

遠い約束

Ah…

まだ胸にある

  • 作詞者

    RYO

  • 作曲者

    RYO

  • プロデューサー

    RYO

  • プログラミング

    RYO

灯篭流しと遠い約束のジャケット写真

RYO の“灯篭流しと遠い約束”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

  • ⚫︎

    灯篭流しと遠い約束

    RYO

夏の川を静かに流れてゆく灯篭のように、届かなかった想いと、今も胸に残る約束を描いた一曲。

故郷の商店街、浴衣を抜ける夜風、遠くの太鼓、そして水面に揺れる小さな灯り。会えなくなった誰かを忘れるためではなく、忘れないまま今日を生きていくために帰る――そんな静かで強い決意を、RYOの5人の重なり合う歌声が包み込みます。

失ったものに立ち止まりながらも、明日へ歩き出す人へ。
「灯篭流しと遠い約束」は、悲しみを光に変え、同じ空の下にいる大切な人へと続いていく、夏の祈りのような楽曲です。

"