Gould
俺はYoung Gould
ゴールドのメダルなら獲りつくしてきた男
迫る終わり人はいつか死ぬよ
じゃあ今どうする今
国境を越えて何処までも伸ばす手の平
深く刻まれたクマが歴史語る目の下
歌っている最中に言葉が浮かぶことが
ごく稀にごく稀にあった気がする
本当のことなんて誰も知らなくていい
俺の中の真実が誠実ならいい
歌歌いの鬱屈とした空を晴らすものは
穴が開くほど聴いたあのレコードだったり
声にならない 声にならない
声にならないその声を届けたい
声にならない 声にならない
声にならないその声を届けたい
寒空
猫背でピアノを二度三度叩きあてもなく錆びたドアノブを回した
何かを片した 訳でもなくでも見方によれば何かを探し続けてる日々
外は木枯らし両襟を立てた
昔の家がちょうど目の前だ
風になびく新聞と転がるビー玉
横切った妊婦見ながら考える死に方
俺は終わった
そんなことはねぇ
そうだよな道端の野良猫がうなずく
寂しがり屋なのかもしれないね俺たち
渇いた音を刻む時計台
40度のアルコール片手に空を仰いだ
これはこれで良かった気がした
俺は今も微かに信じてる
芸術は燃え尽きる寸前が一番美しいことを
- 作詞
HAIIRO DE ROSSI
- 作曲
lee(asano+ryuhei), KOR-1
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
Mood (feat. CHIYORI)
HAIIRO DE ROSSI
- 2
Flower
HAIIRO DE ROSSI
- 3
My Fan (feat. crime6)
HAIIRO DE ROSSI
- 4
Think Twice
HAIIRO DE ROSSI
- ⚫︎
Young Gould
HAIIRO DE ROSSI
- 6
Coffee Time
HAIIRO DE ROSSI
- 7
二人の秘密 (feat. 泉まくら)
HAIIRO DE ROSSI
- 8
春を目指して (feat. 泉まくら)
HAIIRO DE ROSSI
- 9
Life
HAIIRO DE ROSSI
- 10
ARTIST (feat. 曽我部瑚夏)
HAIIRO DE ROSSI
- 11
forte pt.2
HAIIRO DE ROSSI
comment
人が生まれ歩んできたことと分かち難く、ラップと声にサウンドが、この国に住む私たちみながかけがえのないのだと感じさせてくれる、そのことで傑出する2020年のヒップホップ。例えば、”ARTIST”を聞いてみてください。
荏開津広 ( DJ/ライター)
以下レーベルからのInformation
稀代のリリシストHAIIRO DE ROSSI決定的とも言えるであろうセルフタイトルの7thアルバムリリース決定!
日本のNASや日本版illmaticがあり得るのならば、彼ほどCommonやMos Defが相応しいアーティストはそういないのではないだろうか。
若くしてデビューして以来JAZZを取り入れたスタイルを確立し、常に世代の真ん中ではなくあくまでもカウンター、そして何よりその独特な魅力から異質の存在として君臨し続けて来た彼の最新作はタイトルからアーティスト名でもある「HAIIRO DE ROSSI」というストレートかつ最も逃げ場の無い、いわばクラシックを誓約されたプロジェクトとなった。
そのバイブスに呼応した各地の世代を超えた敏腕プロデューサー達はまさに珠玉のbeatsを提供。
soul quariansやthe ummah世代は勿論、近年のジャズを使ったヒップホップ好きには突き刺さる事間違い無しの内容に。
(インスト収録の2枚組仕様のリリース形態というのはその自信の表れとも言える。)
客演は抜群のセンスでラッパーからの信頼も厚いCHIYORIをはじめ、横浜の看板STERUSSからcrime6、また相性が良すぎて異例の2曲参加となったと言う意外にも初顔合わせの泉まくら、数年前からオファーを構想していたというシンガーソングライター曽我部瑚夏ら、正にソウルフルでブルージーな魅力を持つ面々が参加。
HAIIRO DE ROSSI自らが決定したこのセルフタイトルアルバムは、正に今後彼の、そして日本のヒップホップの一つの代表作として語られるに相応しい内容である。
アーティスト情報
HAIIRO DE ROSSI
1986年神奈川県産まれ。 2008年にアルバム「True BIues」でデビュー。 数枚のシングル、EP、アナログの発売を経て2nd.アルバム「SAME SAME BUT DIFFERENT」の発売を機に独立。 インディペンデントレーベル「forte」を立ち上げる。 そのレーベル名を冠した3rd.アルバム「forte」がスマッシュヒット。 サイバーエージェント社長の藤田晋も自身の著書に歌詞を引用するなど、音楽業界に留まらず大きな影響を与えた。また、社会問題に切り込んだリリックや姿勢にも注目が集まり、Ele-Kingをはじめとしたメディアで特集が組まれるなど、リリックのみでなく行動込みでコンシャスMCとして語られるようになる(後に音楽ライターの二木信の著書「しくじるなよルーディー」に掲載)。その後一時の活動休止などを経たが、復帰後もコンスタントに作品を発表。特に7th.アルバムにして初のセルフタイトルアルバム「HAIIRO DE ROSSI」以降、盟友でもありプロデューサー兼DJのPigeondustや、数多くの腕利きのアーティストのサポートもあり、HAIIRO DE ROSSI自身のバックグラウンドであるJAZZ、そしてコンシャスラップと呼ばれるそのラップに磨きをかけ、Jazz HIp Hopと CONSCIOUS RAPの代表的な存在となっている。
HAIIRO DE ROSSIの他のリリース
forte